昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ドイツベルリン観光

二日目は、時差ボケも解消して、現地時間午前5時に起床。
6時半に、豪華な朝食をとろうと、エレベータを使うが、1階のボタンを押しても全く動かない。
故障に違いないと電話しようと思ったが、そのうちに別のエレベータが降りてきたので、それに飛び乗った。
そして操作盤を見ると、何と目的の階はL、即ちLobbyボタンだった。
ドイツでは、日本の1階は0階、もしくはL階表示となる。
このホテルの1階は従業員専用で、いくらゲストがボタンを押しても、エレベータがとまらないようになっている。
慌てて文句を言えば、大恥をかくところだった。

朝食後は、地下鉄でオリンピック・スタジアムへ。
ここは1936年、ドイツオリンピックの主会場で、当時のナチスが、世界にその存在をPRするために利用した設備だ。
至る所にポールが立てられているが、さぞかしここにはナチスの旗が飾られていたのだろう。
如何にもナチス風の模様が入った鐘が、無造作に放置されていた。
ここは現在は、ブンデスリーグ二部のサッカーチーム、ヘルサ・ベルリンの本拠地となっている。
日本人選手、細貝と原口元気が所属している。
しかし元々は陸上競技用なので、収容能力がデカイ分、フィールドは観客席から遠い。

午後はホテルそばの、ゲメールトガリャリエ美術館へ。
ここには、世界中で作品が30点ほどしかないフェルメールが、二点展示されている。
他にもレンブラントルーベンスが一杯で、見応えたっぷり。
二時間以上歩き回ると、さすがにくたびれる。
ホテルに戻ってベッドで休んでいるうちに、いつの間にか眠ってしまった。

その後は夕食に外出。
ホテルの隣に、アジア料理店がある。
疲れている時は軽いものに限るので、妻はチャーハン、僕は鴨肉入り野菜うどんを注文。
拙くはないが、美味くもない。
しかしドイツでは、こんなものだろう。