梨園の妻って、そんなに偉いの?
そんな芸人の嫁さんに対して、「やれ梨園の妻の品格」とかで、一挙手一投足に目を凝らす必要があるのだろうか。
世襲制度は、政治の世界では下種の極みで悪弊と言われるし、会社では大方失敗するパターンと見られる。
特に亭主の不倫騒ぎの時の記者会見の対応が、大称賛を浴びている。
そんな夫でも、恨みつらみを一切言わず、笑顔でバックアップするのが理想の梨園の妻らしい。
藤原紀香も自ら好んで飛び込んだとは言え、財産目当てでもない限り、すぐにアホらしくなるだろう。
藤原紀香が今まで浮名を流した仕事仲間は、枚挙の暇がないほどだ。
藤原紀香の場合、本来ならネイティブなはずの関西弁も、オトコを意識したイヤな喋り方と冷やかされる。
色気を隠さないオンナは、特に同性から嫌われる。
しかし異性の場合は、少々趣が異なる。
世のオトコどもの多くと同じで、僕はこの手のオンナは嫌いではない。
両者とも、同性から嫌われるのを覚悟の上で、色気全開で生きている。
その理由は、年齢だけ。
この差は、絶対に埋まることはない。
まもなく50歳になる僕の独身後輩は、様々な見合い話を持ち込まれるが、その大半は似通った年齢の女性ばかり。
その度に彼は、「できれば20歳代の女性を」と答え、せっかくの世話役から大顰蹙を買っている。
これこそ全く、どうでもよい話ではあるが。