昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

東京で何があったの?何かあったの?

実は土曜日には、心の準備をしておいた。
7月2日日曜日午後7時58分、BS日本テレビが「8時には独自の結果予想」と報じた瞬間に、覚悟を決めた。
午後8時ちょうどに流れたテロップは「都民ファースト圧勝、自民惨敗」。
すぐにチャンネルを、ケーブルテレビの巨人対DeNA戦に切替え、後の選挙報道は一切見ていない。
 
翌朝、愛読紙産経新聞の一面トップは「小池勢力圧勝、自民惨敗」だが、勿論こんな記事はノールックパス。
すぐ横の「藤井四段30連勝ならず」を熟読し、スポーツページに移動。
以降、ネット以外の全ての情報を、シャットアウトしている。
拠って、都議会選挙結果は、誰が当選し誰が落選したかを、正確に把握してはいない。
そのお陰で、勝ち誇った緑のタヌキの不気味な含み笑いを見ずに済んだ。
今後もテレビは見ない積りなので、あの慇懃無礼な喋りも聞かなくて済む。
 
思い返すだけで虫唾が走るので、それが正解!と自分に言い聞かせている、
 
東京都民は、権勢欲とマスコミ操作だけの都知事と、その知事に絶対服従都民ファーストに、都政を白紙委任した。
都民ファ-ストの中身は、自民党民進党崩れに、素人連中を加えただけの集団。
散々顰蹙を買い、煮え湯を飲まされ続けた小泉チルドレン小沢チルドレン、安倍チルドレンの焼き直しで、今回は「栄えある小池チルドレン」の誕生でしかない。
 
民主党政権交代を果たしたのは、わずか8年前。
自民党長期政権に辟易した国民は、「日本の民主主義が変わる」と喝采した。
しかし鳩山由紀夫菅直人野田佳彦と、政権担当能力の欠片もないバカ首相が三代続いて、敢無く三年半で瓦解。
その後民進党に看板を変えても、凋落の一途をたどっている。

都民ファーストは、その民主党と同じ臭いがする。
都知事は「東京大改革」と勇ましい看板を掲げているが、具体策はゼロ。、
そんな都知事と、そのチルドレンの都政が、四年間も続く。
全くご愁傷さまだ。
 
尤も僕は、金持ちの東京都が、築地再開発で借金塗れになったって構わない。
東京オリンピックパラリンピックの準備が、間に合わなくても結構だ。
今後何がどうなろうと、その全ては東京都民の選択結果だ。
成果も損失も、東京都民は自己責任として受け止めなければならない。
行き詰ったからと言って、国の税金投入だけは御免被りたい。
「ハイ、さよなら東京都」と、そんな気分だ。