昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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最悪の一週間

この一週間は、厄日やらぬ厄週だった。
 

月曜日午前、もうて手が届くかと思われた「日本人男子ゴルファーのメジャー制覇」が、指の間からスルリと零れ落ちた。

日本人期待の星、松山英樹は、一時期単独トップに立った。

しかし、12番ショートパットを外したのが痛かった。

こうなると、優勝したジャスティン・トーマスにケチをつけたくなる。

彼は度々、グリーン上のゴミを手を使って払う取る行為は、芝目をチェックしていると疑われる。

世界のトップ選手としては、指でゴミをつまみ上げるべきだ。

マァ、それがなくても、松山が勝てたわけではないが。

 

続いて15日火曜日、日本が世界に誇る名ボクサー、山中慎介が負けた。

連続防衛記録の日本タイが掛かった試合で、一方的に打たれ続け、信じられないTKO負け。

その瞬間、すぐにチャンネルを変えたので、陣営の後のゴタゴタは知らなかった。

僕が見ても、タオルを投げるタイミングは早すぎたように感じたが、あの魔の四回に、あれだけ挑戦者のパンチを浴びると、やむを得ないかなとも思ってしまう。

確かに山中慎介は、過去にもダウンした後に逆転KO勝ちがある。

だからもっと早くダウンしてしまえば、却って時間稼ぎが出来て体力が回復したのかもしれない。

と、捕らぬ狸の皮算用だが、しかし絶対に勝つと思って見ていただけに、ショックが大きかった。

 

止めは木曜日、テニスの錦織圭の負傷のニュース。

世界ランキング4位だった錦織は、その後調子を崩して現在9位。

全米オープンでの巻き返しを期待していたのに、何と残り全試合欠場して治療に専念するらしい。

結婚問題で家族やコーチと対立していると言われているし、確かに最近では若手にあっさり負けたりしていたが、それでも日本では数少ない国際的プレイヤーだ。

それが、選手生命すら危ぶまれるほどの重傷で、長期戦線離脱をする。

 

三人の中では、松山英樹はまだまだチャンスが訪れるだろう。

しかし山中慎介は既に34歳。

引退したって不思議ではない年齢だし、あれだけの敗戦なので、もう一度カムバックするだけの気力が取り戻せるかが心配だ。

錦織圭は、テニスプレイヤーにとっての生命線となる右手首の故障なので、もっと前途多難だ。

 

日本の世界的アスリートたちが、揃いも揃って厳しい試練に襲われた。

彼らを誇りに思い、必死に応援していた僕にとっても、期待が大きかった反動で、虚脱状態になるほどのダメージだった。

マァ過ぎたことは仕方がない。

来春には、もう一度三人揃い踏みの雄姿を見てみたい。

そう気を持ち直すことにしたが、それでも未だに松山英樹がメジャー制覇したり、山中慎介が逆転KO勝ちするシミュレーションが蘇ってくる。