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蓮舫さん、単なる言い間違いでは済まされませんよ!

本日8月9日は長崎に原爆が投下された日なので、先だって被害を受けた広島の8月6日と同じで、日本人にとっては忘れることが出来ない日だ。

アメリカの原爆投下や空襲で、日本人が無差別に大量殺戮された。

アメリカでは日本の降伏を速めた正しい戦術だったとの意見が多数で、日本でも、戦争だからやむを得ないとの見方あるが、最初から非戦闘員殺害を目的とした行為は、決して許されるものではない。

 

そんな原爆投下に関して、2015年7月26日の演説らしいから、いささか旧聞に属するが、聞き捨てならない政治家の発言が公になっている。

立憲民主党のあの大騒ぎ女性国会議員、蓮舫が原爆投下について一講釈を垂れているテープだ。

そこで彼女は、「1945年7月26日ポツダム宣言での無条件降伏勧告を聞かなかった政府の為に、多くの日本人が犠牲になった」と、例の金切り声で演説している。

どうも第二次世界大戦での日本の敗戦について、時の政権が無駄に抵抗を続けたために、原爆投下の憂き目にあい、被害が拡大したとの主張のようだ。

 

戦争状態の中での敵からの降伏勧告に対して、結果論や後の価値観を持ち出して批判するのは如何なものかとは思うが、この意見が政治家、蓮舫としての歴史観ならば、それはそれで傾聴に値するだろう。

しかし蓮舫はその演説の中で、日本人として、政治家として、致命的なミスを仕出かしている。

原爆が投下された日を、「6日長崎に続いて、9日広島」と言い間違えているのだ。

僕は不勉強で、今年の原爆記念日まで、この映像を知らなかった。

ネットで話題になっていたので初めて見たが、いくら何でもこの言い間違いはヒドイ。

 

アメリカによる原爆投下は、日本人にとって、史上最悪の災厄だ。

日本だけが世界中で唯一の原爆被災国なので、その悲惨さ、残酷さを世界中に発信する必要がある。

全ての日本人には、原爆投下の場所と日時はDNAレベルにまで刷り込まれているはずだ。

だから、原爆投下の順番を、長崎が先で次が広島なんて間違える日本人はいない。

 

それを蓮舫は、間違えている。

それは、明治と大正の時代順を間違えるようなもので、日本人には絶対にありえない。

 

アメリカは戦勝国であり、原爆投下ですら戦争犯罪として告発されてはいない。

しかしその結果、多くの非戦闘要員の民間人が無差別に殺戮されたし、長年に亘り後遺症に悩まされ続けた。

例え日本が敗戦国であっても、アメリカの原爆投下については、常に、あらゆる場面で、その責任を追及しなければならない。

 

僕が見たビデオは蓮舫の演説の一部であり、全体としての彼女の主張がどうなのかは分からないが、蓮舫の批判は、原爆を落としたアメリカには向かわず、あたかも日本政府が悪いかのような論理構成だ。

これは、原爆による日本の被害をも、ひたすら政権批判に利用しようとする野党根性、料簡の狭さの表れであり、それが原爆被害の順番を間違えるような、生半可な知識の羅列になっているとしか思えない。

 

僕は、蓮舫が自身の二重国籍問題をクリアに説明できなかったことを以て、「彼女は日本人ではない」と論う気持ちはない。

虚偽の国籍申告が議員としての適性にそぐわないから、国会議員は辞職するべきとは思うが、結果的に日本国籍を選択したのなら、最終的には日本人として認めるべきと思う。

しかし、政治家にとって、言葉は命だ。

繰り返すが、原爆被害の順番を間違えるなんて、単純なミスでは済まされない。

こんな政治家が、日本の為に役立つとは思えないし、やはり国会議員としては不適格な人物だ。

次の選挙で蓮舫に対して、日本国民の正義の鉄槌が下ることを念じてやまない。