これは文句なく美味い。
種類も豊富で、独特の香辛料が大量に使われ、味も濃く適度な刺激で大変美味い。
現地インドでは、右手で食べるのがエチケット。
とは言うものの、日本人にとってカレーとはスプーンで食べるのが常識。
我々は小さい時から手で直接食べる習慣がないので、箸やスプーンを要求したら怪訝な顔をされた。
さすがにホテルでは問題ないが、本格的なカレー屋だと嫌な顔をされることもあるらしい。
インドのカレーは日本人にも食べやすい味が多く、大体においてお代わりしてしまう。
すると、必ず腹に来る。
僕も、「美味い、美味い」と調子に乗って、連日カレーを食べていたら、三日目の夜から腹の調子が悪くなった。
日本には絶対にない香辛料の消化能力が不足している為、体力を消耗する数日後に、ほとんどの日本人が僕と同じ事になるらしい。
美味いカレーだったが、腹へのダメージも強烈で、一週間たっても回復しない。
インドでの美味い話には大きな落とし穴があった。
