昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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アメリカではサッカーはさっぱり人気がない

先般アメリカから友人が帰国した。
ちょうど5月12日、日本のワールドカップ第一戦直前だったが、彼は日本中がワールドカップ一色になっているのを驚いていた。

実は目立たないが、アメリカもワールドカップに出場している。
日本と同じで引き分け一つ、まだ一勝もあげてはいないが、とにかくどこかの地区の予選を突破してきたのだから強豪には違いない。
ドイツの下馬評では、日本よりも上の評価だったらしい。
しかし、肝心のアメリカは全く盛り上がっていないし、「アメリカ人の多くは、アメリカがワールドカップに出場している事すら知らないのではないだろうか?」と言っていた。
それに比べ日本は、彼から見ればクレイジーに見えるほど、老若男女を問わず俄サッカー解説者が登場し、「あーでもない、こーでもない」と評論している事に驚いていた。

何故、アメリカでサッカーの人気が無いのか?
僕の結論は、派手好きのアメリカ人にとって、サッカーはあまりに点が入らなさ過ぎるスポーツだから。
野球の平均点は、おそらく四~五点くらいは入っているだろう。
バスケットなんて、両方あわせればニ百点くらいの戦いである。
その点、何せサッカーでは、一点を取ることに汲々とする。
一時間半掛けて、わずかに一~二点では、きっとアメリカ人は退屈なのだろう。

アメリカでは女子サッカーも強いはずだが、これも人気がないらしい。
アメリカ人で、人気のないサッカーをやっている人は、きっと変人なんだろうナ。