僕の通勤路線で女性専用車両が出現した。
最前列の一車両が午前７時から９時まで女性だけが乗車可能との事。
推測するに、おそらく朝の痴漢対策なのだろう。
車内で、「迷惑行為があった場合は車掌にご連絡ください」と、たびたび放送される。
必ず痴漢行為がある事が前提だと思うが、違和感を持ってしまう。
朝から痴漢をする奴なんてそんなに沢山いるのかなァ？
僕の周りでは、自分が痴漢行為を行ったと告白する人間は一人もいない。
一方、女性に質問すると、ほぼ全員が痴漢被害にあったと証言する。
数少ない男性がたびたび痴漢行為を行っているとしても、どうも数字が会わない気がしてならない。
男性にその気が無くても、体がぶつかってしまう事はしょっちゅうある。
そのたびに疑いのまなざしを向けられると頭に来て、心の中で｢お前なんかに痴漢するか！｣と毒づいてしまう。
最近は、つり革や荷物を持ち、疑われることを自己防衛している人が多いとも聞いた。
女性専用車両があれば、我々男性も余計な心配をしなくて良いとも言えるが、一方女性を全員収納できるのだろうかとの心配が出てくる。
女性専用があるのに、それ以外の車両に女性が乗っていると、｢あっちへ行け｣と言いたくなる。
ただでさえ満員電車でイラツいている人が多い。
ましてや痴漢疑惑疑惑が出たりすると、かえって揉め事になったりするのではないだろうか。
女性専用車両は、痴漢対策として効果的手段なのかなァ？
