社員が結婚したので、披露宴に出席した。
場所は、目白の椿山荘。
山県有朋の別荘だった所で、夜には広大な庭に蛍が飛び交う幻想的催しが施されている。
出席者は百人近い大披露宴で、午後6時半から9時半まで。
僕は、乾杯の音頭を取らされたが、これは、挨拶に比べ短時間で切り上げないといけないのでかえって楽だ。
それでも、出席の皆が立ち上がる前に、「乾杯!」とやってしまったのが反省材料。
葬式と違い結婚式は何度出席しても気持ちが良い。
若い二人(今回は、新郎新婦とも30歳超であまり若くもないが)の前途を祝い、馬鹿げたセレモニーに対して、酒を飲みながら笑って見ていれば良い。
最後は、バックミュージックと写真紹介で散々盛り上げながら、新郎新婦が両家の両親に感謝の花束贈呈で泣かせるのが常套手段。
今回は、新郎の「今まで照れくさくて言った事が無いけど両親にお礼を言いたい」と、「幸せになります!」との挨拶でお開き。
翌日早朝からアメリカ出張の予定がある中での慌しい披露宴出席だったが、新たな二人の将来が幸多からん事を願って帰路についた。