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ひどい話だナァ!ジョンベネ事件

昨日、インターネットのニュースの見て吃驚してしまった。
そこに、「タイでジョンベネ事件の犯人が逮捕」と書いてあったからだ。
10年ぶりでの事件解決らしい。
あの大騒ぎから、もう10年も経っていたのか。

当時はワイドショーで大騒ぎになった事件だが、犯人は家族との決めうち報道だった。
父親が、性的虐待の後に殺した。
母親が、娘の美貌に嫉妬して殺した。
兄が、妹に恋して殺した。
アメリカのタブロイド紙ではほぼ毎日センセーショナルは記事が踊り、日本のテレビでも逐一報道されていたので、僕なんかは、犯人は家族の誰かだろうと思い込んでいた。

その後に報道が沈静化し、こちらもすっかり事件を忘れてしまっていたが、何と全く違う人間が逮捕されたのだから驚いてしまう。

松本サリン事件の河野さんもひどい目にあったが、ジョンベネの両親は10年の長きにわたって、娘を殺された上に、その犯人扱いされたのだから同情するに余りある。
母親は二ヶ月前に卵巣がんで死んでしまっている。

もともとマスコミの報道は、視聴率を稼いだり、発行部数を増やす事が目的なのでいい加減なものが多いが、それにしてもこの事件を「家族が犯人」と報道した連中はどう責任を取るのだろうか。
既に「警察が家族を犯人扱いした」と責任転嫁しているようだが、ジョンベネの父親の「自分たちを犯人扱いしたマスコミに対してこれ以上の情報提供をしない」とのコメントを聞くにつれ、マスコミへの以下路を感じると共に、ラムジー一家に心から同情したい事件だ。