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小泉参拝で軍国主義復活だって

小泉首相靖国参拝をめぐってまたまた大騒ぎである。
  アジア諸国(実は中国、韓国だけ)の反発を考慮すべき。
  太平洋戦争がアジア諸国に与えた物心への日本の罪状を自覚すべき。
  A級戦犯が合祀されている。戦争犯罪者へのけじめを考えるべき。
云々侃々。

中でも、飛びぬけて全く馬鹿げた意見が、韓国人コメンテーターの「韓国は、靖国問題を日本軍国主義の復活と捉えている」との発言だ。
今までも数回、中国、韓国の日本への反発の表現として、「日本軍国主義」なるイチャモンがつけられた。
情けない事に、中国、韓国へのゴマスリからか、日本人の中にもこのような噴飯物の意見を有している輩が複数存在している。

馬鹿を言っちゃいけないよ!
日本軍国主義なんてどこにあるの?
小泉が靖国に参拝したって、日本人の誰が軍国主義へ結びつけますか?
そんな事を考える人なんか誰もいませんよ。

そもそも、絶対的な精神的な拠り所が存在しなければ、軍国主義は成り立たない。
その為には、徹底的な教育を実施しなければならないが、最低でも数十年の日数を必要とする。
戦前の軍国主義では、明治以来の教育で天皇崇拝を教え込んできた。
イスラム教では、絶対神としてアラーが存在し、その教えを支えとして過激派は自爆テロに走っている。

では今の平和ボケした日本で、軍国主義に身を投じようとする若者が何人いるだろうか?
テレビゲームや携帯電話に夢中の連中が、我が身を犠牲にして国家に尽くすような事があるだろうか?

皆が自分勝手に生きている国、現在の日本で軍国主義が復活する事などありえない。
靖国参拝は、軍国主義とは全く無関係の、死者への精神的な追悼に過ぎない。
もしも韓国で真剣に日本軍国主義復活を懸念しているのなら、「悲しい事だが、今の日本にはそんな根性はありません」と答えるしかない。