昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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日本人には当たり前だが意外な能力

アメリカで怪訝な思いをする事の一つが、彼らのおつりの出し方である。
必ず残りの金額を一枚ずつ足しながら渡してくる。
例えば、77$の買い物をして100$札で支払うと、彼らは「78、79、80、90、100」と口ずさみながらおつりを渡してくる。
今まで会ったレジの担当者は、全員が必ず足し算でおつりを出してきた。

彼らは引き算の暗算が不得意らしい。

そういえば、アメリカの競技では、ボクシングでもアメリカンフットボールでも必ず残り時間が表示されている。
我々日本人は、経過時間が表示されると簡単に残り時間を暗算できるので、こんなものが能力とも思わず、いたって当たり前だと思ってきた。
しかし日本では、一般的に学校で少々出来が悪い生徒でも、おつりを足し算で渡す奴は見た事がない。

世界中にはむしろ引き算の暗算が出来る民族の方が少ないらしい。
ある人は、「引き算の暗算は、日本人と、朝鮮人、インド人の三民族だけが有する特殊能力」と断定していたが、これはいささか眉唾で説得力があるわけではない。
しかし、日本人の大半が引き算を暗算で出来る事は、結構自慢出来る能力ではないだろうか。