昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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金には変えられない楽しみ

4月6日金曜日、気の置けない後輩で、仕事仲間の男女二人を連れて飲みに行った。
18時半から飲むほどに、仕事の話、人生への考え方、趣味等の話題で楽しくおかしく盛り上がり、ふと気がついたら22時を過ぎていた。
女性は、結構遠い距離を通勤している人なので、慌ててお開きにした。

勘定の段になったが、こっちはすっかりいい気分になっていたので気が大きくなり、総額26850円に対して、「今日は割り勘。女性は50円、オトコの方は800円。後は僕の負担」と大見得を切ってしまった。

翌朝、目を覚ますとすっかり素面になり、「イヤァ、しまった。少々カッコつけ過ぎたかな」と反省したが、しかし、心からリフレッシュできたその夜の楽しさは金に変えらるものではない。

僕達は、心の憂さを何らかの手段で晴らしながら生きている。
僕の場合は、土曜日ごとのゴルフだったり、仲間との語らいだったりするのだが、この事の意味は、今はやりのフレーズ「もったいない」では片付けられない。
酒を飲まない人は、「家で缶ビールを飲めば安上がり」と思うだろう。
ゴルフをしない人は、「あんな遊びのどこが面白いか」と批判する。

しかし、気分が晴れず、悶々とした状態が続くと、体だけではなく心まで病んでしまう。
そう思えば、金には変えられない楽しみを持つ事が大変大事だと思う。
金曜日の26千円は、大いに価値のある出費だった。