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レッドソックスの岡島秀樹はなぜ打たれないか?

大リーグ、ボストンレッドソックスに渡った岡島秀樹が絶好調だ。
50億円ピッチャー松坂の陰に隠れていたが、今や中継ぎ、抑えと大車輪の活躍で、評価もうなぎ昇りだ。

日本にいた時は巨人でもオリックスでも大したピッチャーではなかった。
何せ、コントロールが悪かった。
日本テレビの「迷」解説者堀内恒夫は、「あんなフォームで投げていたらストライクが入るはずがない」と酷評していた。
アメリカ大リーグに挑戦したと聞いても、ほとんど期待されてはいなかったはずだ。

しかし、世界最高峰の大リーグで岡島は通用している。

僕なりにその理由を考えてみたが、結論は、堀内の批評とは全く180度違い、あのピッチングフォームこそが秘訣ではないだろうか。
岡島は、ボールを投げる時に、バッターを見ず、思い切り下を向いている。
大リーガーたちにとって、相手バッターを見ないでボールを投げ込むピッチャーなど見たことがないはずだ。

当然ながら、ボールがストライクコースに来ると思うほうがおかしい。
どこに来るか分からず、常にデッドボールの恐怖に晒されているだろう。
硬球の固さは石ころみたいな物で、それが時速150km程のスピードでぶつかるのだから、当たり所が悪ければ死んでしまう。

そんな危険物を「あっち向いてホイ!」で投げられたら、怖くて腰が引けるに違いない。
岡島も、往年の東尾のように、たまにわざとデッドボールをぶつけたりすると、効果はさらに持続するだろう。

僕は素人なりに、こんな所が、日本では通用しなかった岡島が大成功している所以だと思っている。

エリート松坂と違い、ひっそりと雑草のようにアメリカにチャレンジした岡島秀樹
「負けてたまるか精神」で、ますますの活躍を期待している。