昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

久しぶりに、高野連の悪口を書く

僕は一貫して高野連には批判的だったが、それにしても何だ!昨今の高野連は?
突如として、野球特待生制度是正を言い出したら、何と違反高校が370を超えていた。

優秀な中学生が、遥か遠隔地に野球留学し、その多くが甲子園の主力選手として活躍している現状から、今まで特待生制度がなかったと思っていたとしたら、高野連は相当に能天気集団だ。
案の定、出るワ出るワの大騒ぎとなったら、一転して奨学生として認めるとあっさり前言撤回してしまった。

何と、特待生制度がなくなると経済的に高校生生活が続けられないとか、子供の両親から約束不履行で訴えられるとか、該当した高校からお粗末至極の理由が縷々挙げられたらしい。
高野連の脇村イシアタマ会長は、伊吹文科相から、「技術に優れた高校生への特待生制度は悪い事ではない。他のスポーツとバランスを考えないと」と説教されても、「高校野球は歴史的にも他のスポーツとは違う」と、未練たらしく抵抗の姿勢を見せていた。
しかし、僕に言わせれば、たかが高校野球なのに、勝手に自分たちだけで「純真な高校生が鍛えし技を競う神聖なスポーツ」と思い込んでいるだけではないか。

だいたい、高校野球の選手など、今やプロ選手と同様であり、勉強などやっちゃいない。
年から年中野球漬けの生活であり、甲子園に出場し自分の商品価値をあげると同時に、その舞台を整えてくれた所属する高校の知名度アップに貢献する事しか考えていない。
また、高校側も、甲子園での全国大会を、自分の名を売る絶好のチャンスととらえ、設備投資を惜しまない。
その持ちつ持たれつの一環が特待生制度なので、高野連朝日新聞の考えている理想とは全く違う世界が、飽きもせず毎年毎年繰り返されてきたのだ。

いまさら高野連が奇麗事を並べるなら、野球を出来る選手など激減してしまうはずだ。
高野連が、本気で特待生を絶滅しようとするなら、現在恩恵を受けている高校生だけではなく、過去に遡って資金援助を受けた選手を追放しなければ辻褄が合わないからだ。

今回、今まで無策だったことへの責任転嫁と、自分たちの面子の種にドタバタ劇を展開した高野連
高校野球界に巣食う高野連など解散してしまえばいい!僕はそう思っている。