昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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四人の脱北者と北朝鮮の犯罪性

青森に、北朝鮮から脱出してきた家族四人が辿り着いた。
あんなボロッチイ小船で日本海を横断するなど、まさに命がけ、と言うより命知らずの脱出劇だったようだ。
脱北の理由は飢えと言われたが、所持品に覚せい剤も発見された。
彼らの説明によると、二日に一度しかパンの支給がない、覚せい剤は簡単に入手出来るのが、北朝鮮の今の実態らしい。
犯罪者集団なのか、あるいは単に食い詰めた家族なのか疑問もあるようだが、彼らが自殺行為に近いあれほどの危険を冒し、脱北したのは間違いない。
麻薬を製造したり、偽造薬品や偽煙草の国家犯罪によって得た資金で、金正日と一部の特権階級だけは贅沢三昧、豪華絢爛たる生活を送っているようだが、それに比べ一般庶民は塗炭の苦しみの中にあるようだ。
これが、悲しい現実なのだろう。

こんな国を、理想国家と持て囃した連中は、一体どう責任をとるのか?
社会党などは、金正日自ら、北朝鮮による拉致を自ら認めた今でこそ、「拉致は犯罪だ」と認めたが、それまでは「北朝鮮による拉致はありえない。北朝鮮を陥れる謀略だ」とまで、徹底的に北朝鮮を擁護していた。
彼らは、自分たちが犯した罪を自覚する事無く、現在では恥知らずにも遠慮がちに北朝鮮を批判する立場に変節している。

また、「北朝鮮はこの世の楽土」とキャンペーンし、帰国活動を積極的に推進した朝鮮総連は、その結果今尚、自分の故郷へ帰国する事が出来なくなってしまった日本人妻に何と言い訳をするのだろうか?
朝鮮総連は、自分達の組織は治外法権と勘違いしているようで、相変わらず被害者意識だけが強く、自らの犯罪行為が捜査されるたびに「不当捜査だ」とデモやピケで喚きちらしている。

世の中には、今もって北朝鮮の犯罪性を直視出来ず、ただひたすら金正日を崇拝する連中がまだまだ相当数存在している。
オウム真理教で、依然として麻原彰晃に帰依している馬鹿者たちと同等レベルの妄想集団が、国家単位で存在する事に、我々はもっと危機意識を持つべきだろう。