昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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北の湖理事長も時津風親方も即刻辞めるべき

現役時代、あまりに強すぎ、そのふてぶてしい風貌から嫌われ者だった北の湖
しかし、父が大ファンだったので、その影響から僕も北の湖が好きだった。
ちょっと、ソックリ返りながら仕切る北の湖が好きだった。
塩をまいた後、力強くまわしを一回叩く北の湖が好きだった。
勝った後、ノッシノッシと巨体をゆする北の湖が好きだった。
朝潮のゆっくりした仕切りにいらつき、苦手だった北の湖が好きだった。
先代出羽の海親方の見合い話を断り、自分が決めた人と結婚した北の湖が好きだった。

しかし、その北の湖理事長が大ピンチに陥っている。
前回の朝青龍問題は、横綱の品格程度が問われるものだったが、その時も北の湖理事長のリーダーシップに批判が集まった。
今回はそんな程度のトラブルではなく、稽古にかこつけた殺人事件だ。
弟子達にイジメ、シゴキを示唆した時津風親方の責任は、いかなる謝罪を持ってしても免れるものではない。
僕が好きだった北の湖理事長も、相撲界の最高責任者として、今回は当然ながら進退問題に発展するだろう。

二人とも、相撲界を愛するなら潔く責任を取るべきだ。

今回の事件で、力士を目指す日本人の若者は激減するだろう。
相撲取りはその昔は、褌一つで金と夢をつかむ事が出来る職業だった。
しかし、旧態依然とした部屋運営、しかも若者を死に至らせる兄弟子や、イジメそのものの稽古の存在が白日の下に晒された。
また、息子を殺された父親の悲しい記者会見を見れば、今後誰が相撲取りになりないと思うだろうか。

もはや、日本の国技とも言われる相撲は衰退の一途をたどるしかない。
その事が明らかになってしまった今回の時津風部屋の殺人事件だ。
北の湖理事長、時津風親方
二人とも、これ以上現職にとどまるべきではない。
ただちに躊躇する事なく職を辞するべきだ。
人一人が死んでいる問題なので、それで済む話ではないが、少なくとも人間としての最低限のマナーとして辞任しなければ相撲そのものが崩壊してしまう。