昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ガソリン150円突破

原油価格が上がっているので、ガソリン価格もとうとうリッター当たり150円を突破した。
しかも、まだ当分の間は高値で推移しそうだ。
我が家は、 自家用車をトヨタプリウスに変えたので、他の車に比べれば燃費は良いのだが、それでも最近のガソリン価格はそれなりに家計を圧迫している。

日本の車は故障が少なく燃費が良いので評判が高いが、それでもトヨタは年間におよそ1千万台近い車を生産している。
世界中での生産台数は6千万台とも7千万台とも言われている。
こんなにたくさんの車を生産すれば、ガソリンの需要が減るはずがない。
世界中で、車を購入する人たちが増えれば、便利な生活と引き換えに交通渋滞や事故、大気汚染、そして石油不足は避けられない。
中国やインドでも車の生産台数は飛躍的に増加している。
自動車業界は裾野が広いので、たくさんの人たちが恩恵に浴している事も間違いない。
しかし、今の地球環境を最も破壊しているのもまた自動車である。

大体、今の日本でそんなに車は必要なのだろうか?
確かに車があれば移動するには便利ではあるが、少し我慢して電車やバスに乗れば、ガソリンの需要は大幅に減ってくる。
自動車使用を公共機関だけに限定すれば、今問題の二酸化炭素削減等は、何とか達成可能になるはずだし、何よりあらゆる経済活動への重しになっている原油価格上昇への牽制にもなる。
そんな大胆な発想で不便な時代に逆戻りしないと、いずれは石油の奪い合いで国際的戦争発生すら懸念される。

実は、対馬列島のガソリン価格は、本土より40円以上高いらしい。
それでは韓国から輸入すればと考えてみたが、何と韓国はとっくにリッター200円を超えていた。
日本のガソリン価格はアメリカに比べると倍近いので高いと思っていたが、身近にもっと高い国があった。
しかし、それでも韓国では自動車は増え続けている。
ここまで来ると、いくらになればガソリン需要は減るのだろうか。

とりあえず我が家の防衛策は、長距離のレジャー向け使用は厳禁程度しかない。