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香川県の事件「事件は最悪の結末を迎えました」???

香川県の叔母と二人の孫の行方不明事件の犯人が逮捕された。
単独犯か共犯者がいるのかが不明だが、逮捕された犯人は、「一人でやった。遺体は山に捨てた」と供述しているらしい。

これを受けての報道の決まり文句が標記の「事件は最悪の結末を迎えました」だ。

しかし、実はマスコミの多くが想定していた結末は、今回の知人逮捕ではなかったような気がしてならない。
犯人は、被害者の妹婿であり金銭トラブルがあったとの事で、警察はかなり前からマークしていたようだ。
しかし、ネット社会では「犯人は父親!」との決め打ちとなっていたのだが、よくよく考えればこのような匿名書込みを誘導したのは、マスコミのおそらくは秋田県の幼児殺人事件を念頭に置いたものとしか思えない、父親への異常とも言える様な接し方だ。

あれだけ血痕が大量に残っており、忽然と姿を消していた事から、被害者三人が無事とは思えない。
そして、その幼子をも含めて殺めた犯人が父親ではないか??
そんな印象を強く与えていたワイドショーや報道番組のキャスターが、今回の犯人逮捕を受けての決まり文句で「事件は最悪の結果」と言っても全く説得力がない。

僕は、冷たいようだが三人の生存は極めて厳しいと思っていた。
しかし犯人が父親でなかった事は、マスコミの言う「最悪の結果」ではなく、せめてもの救いだったと思っている。
ある意味、犯人逮捕までの主役だった父親の発言は、「覚悟はしていたが、この目で姿を見るまではまだ信じている」らしい。