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何で浦和レッズが世界三位なの?

2007トヨタカップは、ヨーロッパ代表のACミランが、南米代表のボカ・ジュニアーズを退け、見事に優勝した。
これでACミランが、文字通りクラブ世界一となった。

アジア代表の浦和レッズは、準決勝で優勝したACミラン相手に善戦した後、三位決定戦に回り、アフリカ代表のエトワール・サヘルにPK戦で勝利し、三位となった。

日本のクラブチームが、トヨタカップでメダルに届いたのだから、これは快挙だ。

翌日のスポーツ新聞は、浦和レッズの快挙を取り上げ賞賛していたが、どうも理解できないのが「浦和、世界第三位」なる褒め言葉だ。
実際は、トヨタカップの第三位であり、世界で見ればヨーロッパや南米には、未だ浦和レッズが到底勝てないようなクラブチームがゴロゴロ存在する。

ヨーロッパや、南米で勝ち抜いてトヨタカップ勝戦へ進んだ二チームは、やっぱり強かった。
善戦はしたが、浦和レッズがACミランに勝てる可能性はほとんどなかった。
しかし、これは現実だ。
現時点で、浦和レッズは、世界三位の実力はない。

それを分かっているのに、誇大なタイトルで新聞を売ろうと画策するのは止めるべきだ。
浦和レッズは、今年一年間日本のサッカーをリードし続けた。
最後の最後で、あまりの過密スケジュールで調子を崩し、Jリーグ優勝を逃したのは残念だったが、それでもレッズのサポーターには満足の一年だったはずだ。

それで十分!
過分な「世界第三位」なる褒め言葉は不要だ。