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佐世保銃乱射事件、 ストーカーに厳罰を!!

佐世保の銃乱射事件は、最初から無二の親友と水泳のインストラクターを狙い撃ちしたようだ。何故こんな犯行に及んだのか、「犯人の心の闇」も次第に解き明かされてきた。
どうやら犯人は、インストラクターの女性に想いを寄せていたらしく、彼女はいわば無理心中の犠牲になったとの見方が強くなっている。
なんとも痛ましく、お悔やみの言葉もない事件だ。
子供にも慕われ、誰にも好かれていた彼女には、全く非がない。
身勝手な犯人に勝手に思いを寄せられた事が、運が悪かったとしか言いようがない。

こんな自己本位な男が猟銃を複数所持していた事、この男の数々の挙動不審には、近隣の住民からは警察に相談が持ちかけられていた事、警察は具体的には何等の対策も打っていなかった事。
事件発生後には、「あの時こうしていれば、今回の凶行は避けられた」との反省は多いが、全て後の祭り。
佐世保警察は例によって、「病院の診断で異常がなかったから、銃を取り上げるわけには行かなかった」と、責任転嫁の記者会見を行った。
本来市民を守る立場にあるにも拘らず、今回のような痛ましい事件が起きても、自分の身だけを守ろうと言い訳する無責任な連中であり、自分の判断で行動することがない人種であることを改めて再認識した。

それにしても、インストラクターの女性が気の毒で仕方がない。
ちょっと昔だが、埼玉県桶川市で、やはりストーカーに殺された女性がいて社会問題となった。
この時も犯人は結局自殺、何の罪もない女性やその家族は殺され損となっている。

普通は、女性が綺麗で可愛く生まれれば、それだけでアドヴァンテージだったはずなのに、今の世相では、ストーカーに付きまとわれ、果ては見境のない馬鹿者の為に殺されてしまうリスクさえ発生している。
男女とも、ストーカー行為については、「幾分好意の表現の仕方が下手なだけ」のような同情的見方がないわけではない。
「ストーカーに付きまとわれる程モテテみたい」等と軽く考えていたが、この種の犯罪はエスカレートすると悲惨極まりない展開になりかねない。

世間一般には必ず、「犯人とはいえ人権を守れ」なる妙に物分りのいい意見があるのは百も承知で言うが、
「ストーカー行為があった時点ですぐに、無期懲役とかの厳罰で臨む」
しか解決の方法がないのではないか。