ホンマカイナ？
どんどん中国製ギョーザの被害者が増えている。
昨日までは４００人だったのが、今日は１０００人を超えてしまった。
確かに食べ物だし、毒が入っていた事は間違いないので被害者が出る事は想像に難くないが、いくらなんでも便乗が過ぎるだろう。
原因はまだ特定されていないが、どうやら被害の大きさから農薬の残渣ではなさそうだ。
となると、製造工程で何かの理由で混入したとしか考えられないようで、最悪の人為的操作による毒物混入が最有力と見られ始めている。
マスコミもここぞと大報道体制をとり、危機感を煽りたてる。
笑ってしまったのは、フジテレビ早朝のニュースだ。
トップニュースで、「中国製ギョーザの包装紙に穴」と報じた。
「兵庫県で問題の中国のパックにギョーザ1ミリ×３ミリの穴が開いていた。だれかが毒物を注入した事も考えられる」だって。
馬鹿な！
単に袋が破れていただけだろう。
だって、もしも兵庫県でだれかが毒を盛ったとしたら、他の地区で起きている中毒はどう説明するのか？
今回の原因が中国サイドにある事は明白だ。
しかも、後工程では毒物混入のチャンスが無かった事も判明している。
兵庫県の穴開きギョーザの毒物が検出されたのなら、それはそれで警察がただちに操作しなければならない大事件なのにそんな雰囲気は皆無。
要は、何が何でも事件に仕立て上げ、面白おかしく大騒ぎで事件を報道しているにすぎない。
こんな報道姿勢だから、本当の原因が分からなくなり、誰もが不安感だけを醸成してしまう。
中国製の食品は、少しずつは改善されているだろうが、日本の５０年くらい前の意識で生産されていると思って間違いない。
安いからと言って、無警戒に買うと今回の様な事は起きうる。
そう思い、自分で自分を守るしかない。
改めてそう思った。
