昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ニューヨーク知事の赤っ恥

ハーバード大卒、弁護士で、汚職や売春追求の急先鋒だったニューヨークのスピッツァー知事が辞職した。
原因は、なんと高級売春クラブの会員だった事がばれてしまった事。
世の中には、小生みたいに品行方正な人ばかりではないので、身に覚えのある諸氏はいささかヒヤリとしているのではないだろうか。

このニュースで驚いた事が三つある。

一つは、高級と称される売春クラブの料金の高さ。
この知事が支払った料金は、なんと今回分45万円で、過去まで入れると800万円。
この価格は、最近は急激なドル安円高傾向なのでやや目減りしているかもしれないが、それでも世界中の相場からは恐ろしく逸脱している。
識者の見解では、場所によってかなりの格差があるが、この道の世界平均相場は1万円程度とか。(もっとも、品行方正の小生は、あまり詳細な事は分からないが…….)

二つ目は、これだけの金をかけてもなお秘密が守れず、盗聴までされて犯行がバレバレになってしまう事。
さすがにギャング相手に熾烈なバトルを繰り返したアメリカの警察は優秀ダナと敬服の至り。

三つ目は、これが一番の驚きだが、この事件の後始末に市長の家族が巻き込まれている事。
奥さんが旦那のみっともない不始末に対して、一緒に記者会見に臨むなんてにに日本では考えられない。
しかも、内容が内容だ。
旦那が買春をしてしまった事を世間に謝罪している時、奥さんはどんな思いで横に立っていたのだろうか?
そういえばこの光景は、ビル・クリントン大統領のモニカ・ルインスキー嬢といの不倫騒動の記者会見で、不機嫌な顔で横に立っていたヒラリー・クリントンの時も見た事がある。

この知事の場合、政治家としての赫々たる昔の実績ビデオだけでなく、家族写真まで公開され、まさに赤っ恥をかいている。
身から出た錆とは言え、たった一夜の快楽に45万円も支出し、挙句は政治家としては将来の全てを失い、誰からも同情されず、むしろ軽蔑されてしまうなんて、この知事の火遊びは文字通り高いものについた。

多くの好きモノ諸君にとっても、他人事ではないのでご注意の程を!!