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楽天イーグルスを応援しよう!

正式球団名は東北楽天ゴールデンイーグルス、2005年発足。
楽天イーグルスの野球は楽しい。
今年は、開幕から四連敗、その後七連勝、六連敗、そして三連勝。
開幕ソフトバンク三連戦は、本来なら悪くても二勝一敗だったはずが、押え役不在で負けてしまい、野村監督はボヤキにボヤイた。
その後は一転、何かの間違いではないかと思えるほどの破竹の連勝で、球団創設以来初めて首位に立ったのも束の間、一旦負けるとモウ抑えが利かない。ズルズルと負け続け、今度は従来からの定位置、最下位まで転落。
まさにジェットコースター野球そのものだ。

元々、近鉄オリックス球団の合併騒ぎの中で誕生、他球団の余り者や戦力外選手をかき集めてスタートした新米球団なので、最初の年は見るも無残な結果で勝率三割にも届かず断然の最下位。
翌2006年も定位置の最下位ながら、ドラフトで田中マー君を射止めた。
昨年2007年は、そのマー君の活躍、中高年の希望の星、リストラ組の山崎武司が二冠王獲得などで四位まで上昇。
そして今年、エース岩隈の復調、昨年の新人王田中マー君の充実、外国人選手も含めだんだん戦力が整いはじめ、更なる躍進が期待されている。

楽天は、東北仙台フランチャイズとしている。
去年仙台に出張、タクシーでラジオをつけて貰ったら、あらゆる局が楽天戦を放送していた。
パリーグ各球団は、ソフトバンクが福岡、日ハムが札幌、オリックスが神戸、ロッテが千葉、西部が所沢と、地方都市を本拠地とし、その地方に溶け込み、地方をあげての応援システムを確立、依然として、巨人と阪神に頼り切ったセリーグに比べ、ファン獲得のマーケティングに成功している。

そして何よりの楽天の魅力は、御年72歳、野球界の重鎮野村監督の采配振りだ。
勝っても負けても、野村の一言には含蓄がある。
ネクラだ、嫁さんがワルイ、身内に甘い、シブチンで金儲けの度が過ぎるとか、野村には様々な批判があるが、プレイヤーとしての過去の成績や、監督としての実績は抜きん出ている。

巨人の王、長嶋を向日葵、自らを月見草に例えた才人野村克己に率いられる楽天イーグルス
最初は判官贔屓で応援していたが、最近では楽しい野球をする球団としても大変魅力がある。
今年は、何とか三位に入り、野村監督の知略で短期決戦を勝ち抜くような奇跡を見せて欲しい。
楽天イーグルス、頑張れ!!