昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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スピード社の水着はどうやって着込むのだろう?

スピード水着で日本新5個。
昨日の大ニュースを複雑な思いで聞いた。

道具で記録が伸びるのは、ゴルフも一緒。
我々素人ですら、「飛ぶドライバー」、「飛ぶボール」と聞くとすぐに試したくなる。
馬鹿げた事に、本来なら正確さが一番のアイアンでさえ、「飛ぶ」と聞くと買いたくなる。
さすがに「飛ぶパター」は聞いた事がないが.....

そんな具合だから、プロ選手にとってすれば着用すれば記録が更新される物があれば、何が何でも絶対に使用したくなるだろう。

日本を代表するミズノ、アシックス、デサントの三社が必死に頑張っても、日本の技術を底辺で支えていると言われ続け、実は日本の競争力そのものと持て囃されていた偉大な中小企業の一つ、山本化学が助っ人にはせ参じてもスピード社にかなわなかった事は、「日本の技術が世界一!」と信じていた僕にとって、いささか暗澹たる思いになってしまう出来事だった。

スピード社の水着を着用すれば、万全の調子でなくても日本新記録続出なら、「オリンピックでどこの水着を使おうか」は、全く問題にすらならない。
残念ながら、北京オリンピックでは、ほとんどの選手が同じような格好のスピード社水着で登場するだろう。

まるで「ロボコップの戦い」の様な気がしてしまう。

ところで、スピード社の水着は強烈に体を締め付けるので、着心地が極めて悪いとの事。
着用するだけで一時間近くかかるらしい。
となると、おそらく一人で着るのは大変だろうから、誰かが手助けしないと大変だ。
また終わった後、水着を脱ぐのも同じように苦闘するのだろう。
男性ならともかく、女性にとって、たかが水着を着用するのに一時間も裸で格闘するのは大変だろうナ。

と、黄昏中年族は、事の本質からかけ離れた処で、思わず妄想を逞しくしてしまう。