昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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さっぱり「キレ」が悪くなった

頭の出来や、身のこなしの方の「キレ」が悪くなったわけではない。
その辺は、記憶力の後退を屁理屈でカバーしているし、ややメタボ気味ながらもゴルフは乗用カートを使わず歩きまわりながら、結構な回数をこなしている。
「若いころに戻りたい」と希望する年寄りがいるようだが、僕なんかは、恥ずかしい思い出がいっぱい詰まった時期を懐かしく思う事はない。

ただ一点、若さを羨ましく思う事がある。
尾籠な話で恐縮だが、それは大小便のキレだ。
年をとるに従い、両方ともさっぱりキレが悪くなってしまった。
小の方は、我が家の息子達は音も高らかに用を足しているが、当方はまるで勢いを感じない。
大の方は、いつまでも出キッった感じがしないので、最近は長期戦を覚悟、トイレに朝から新聞を持ち込む事にしている。

深夜も、ほとんど必ずと言っていい程トイレの厄介になってしまう。
寝る前に水を飲まなければいいのだろうが、そうすると血液が濃くなると脅されたので、夜間に起き出す事を覚悟の上で、就寝前に大量に水を飲んでいるので尚更だ。

このまま老いさらばえ、最後はオムツのお世話になるかと思うとゾッとしてくる。
オムツ業界は、少子化のため赤ちゃん用の需要は激減しているようだが、その分老人用が成長市場との事。
しかも一枚当たりの目付も大きいときているので、各社とも開発に鎬を削っているらしい。
年寄りと言えど、赤ちゃん式オムツスタイルには抵抗感があるらしく、パンツの格好をしたものもあるらしい。

当方すっかり現役バリバリの中高年黄昏族だが、敢えて「老人用のオムツなんか糞食らえ!」と言いたい。
どんなファッショナブルな格好でもオムツはオムツ。
大人がオムツを着用した途端、人間の尊厳が壊れ、一挙に赤子に戻ってしまうとも聞いた。
我々中高年黄昏族は、少々お漏らしをしようとそんな事を恥じてはいけない。
単なる生理現象と思えばよい。

同志諸君!
どんなにキレが悪くとも、どんなに時間がかかろうとも、断じて老人用オムツなどは拒否し、胸を張って堂々と用を足そうではないか!