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北京五輪「微笑みの天使口パク事件」に猛抗議しましょう!

北京オリンピック開会式で革命歌を歌った九歳の少女、林妙可。
「お下げ髪の愛らしい顔立ちと可憐な歌声」が世界中の感動を呼び、中国国内で人気爆発、テレビ出演料も鰻上り、「微笑み天使」と呼ばれている…………らしい。
ところが北京五輪開会式の音楽総監督、陳其鋼氏が、歌声は別人のものだった事を明らかにした。
実は口パクで、実際に歌ったのは七歳の楊沛宜さんとの事。
インチキ花火に続いていかにも実に中国らしいと悪評紛々かと思いきや、意外にも大らかに扱われているようだ。

しかし、不肖私メ、この事件に大変怒っている。
別に、口パクが許せないわけではない。
そんな事はゲーノーカイでも日常茶飯事、その昔のミュージカル映画「マイフェアレディ」で主役のオードリー・ヘップバーンも口パクだったのは有名な話だが、下手糞な歌手の声を聞くよりもナンボカましだ。
許せないのは、この音楽総監督がバラした内容で、
   ・実際に歌った楊さんは、歯並びが悪いなど容貌が見劣りした
   ・声は良くないが、完ぺきな容貌と表現力を持つ林さんを起用した
   ・国家の利益の為にやった。
   ・全国の観衆は理解してくれたと思う
だって。

「声は悪いが容姿は完璧」と評された口パクの方はともかくも、「声がいいが容姿が劣っている」と全世界に発信された七歳の少女を思うと、可哀相でならない。
開会式にも出られなかった楊沛宜は、健気にも「自分の声が流れただけで満足」と答えているらしいが、これが七歳の少女の発言か?!
「国家の利益の為」の大義名分を押し付けられ、何がなんだか分からないまま周囲の大人に言わされているに違いない。
中国人観衆は理解したかもしれないが、日本の片隅にいる「正義の味方」不肖私メは決して許しませんゾ!!!!

と、力み返っても何が出来る訳でもない。
せめて、「国家の為なら、いたいけな少女の気持ちはカンケーナイ!」と公言した中国のバカ音楽総監督と、それを面白おかしく報道するだけの世界中のマスコミに対して、不肖私メのブログ紙上にて猛抗議する次第です。

是非とも、多くの「正義の味方」諸氏の賛同をお願い致します。