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痴漢裁判で教授無罪判決について

防衛医大教授、痴漢裁判で無罪」
昨日の大ニュースになった。
ほぼ毎日、満員電車で通勤している人間としては今回の最高裁判断は大いに嬉しい。

痴漢の冤罪事件は映画にもなるほど多いようだ。
何より具体的な証拠が少ないので、被害者と加害者の意見が真っ向から食い違うのが常だ。

数か月前には被害者と目撃者がグルになり、無罪の人を痴漢にでっち上げる事件も発生していた。
無罪だけど、裁判は時間がかかり面倒くさいので、不本意にも金を払って示談したケースなどもかなりの数に上るのだろう。

今回の最高裁の裁判官の判決は、無罪3人、有罪2人で、結論は無罪となったものらしい。
世間やマスコミでは、この教授が苦労の末無罪を勝ち取ったと持て囃しているが、しかしもしもたった一人の裁判官が逆の思いを持ったら、防衛医大の教授は有罪になってしまった。
何とも際どい判断だった。
万歳万歳と、大喜びできるものではない。
また「疑わしきは被告人の利益」が判決の理由だとも言っているが、何を持って疑わしいと思ったのか。
この理由もまた、被害者と称する女子高校生の証言しかないはずだ。
痴漢をやっていない人間に対して、こんな理由もまた屈辱以外の何物でもない。

痴漢冤罪を撲滅するためには何が決め手なのだろう。
いつ何時、自分が痴漢の疑いをかけられるのか分からないような状態なので、我々通勤族は自分で自分の身を守るしかない。
特に薄着になってくる夏場は要注意なので、両手を自由にしないような用心が必要だ。

それと、今回疑われた教授が無罪ならば、被害者を装った女子高校生の罪はどうなるのだろうか?
この三年間、教授が被った物心両面の被害についての償いと補償がなされるべきだろう。
冤罪事件を起こさないためには、痴漢被害を装った人間も犯人として厳しく断罪されるべきだと思う。

今後の痴漢営為剤事件を減らす為に、無罪が確定した名倉防衛医大教授には、被害者と称した女子高校生を刑事告発してほしいものだ。