昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ある人物評価方法

佐高信なる評論家がいる。
何かと物議をかもしだすオッサン評論家で、味方がいるかもしれないが敵の方が多そうだ。
当方その昔、何冊か彼の書いた本を読んだ事がある。
「歯に衣着せぬ」と言えばカッコイイが、どちらかと言えば品のない悪態のオンパレードだったような気がしている。

本のタイトルなんかはとっくに忘れてしまったが、その中にただ一点、強く印象に残った文章があった。
正確な表現は忘れたが、「独断と偏見で人物を評価すれば、結婚指輪をしている男は絶対に信用しない」、みたいな事を書いていた。
そして、「河野洋平がそうだった」とも書いていた。

当方の周りにも、結婚指輪をしている男性は多い。
概して愛妻家に多い。
当方は、もう30年以上前の話だが、結婚前に今の嫁さんから「どうする?」と聞かれ、指輪は似合わないので丁重に断った。
しかし、他人が指輪をしている事に対して、佐高信のような嫌悪感を持つ事はない。

但し、佐高信とまるで違う点で、「これだけは許せない」コトがある。
当方、自分の両親を「おとうさん」「おかあさん」と言うヤツは、男女を問わずどうにも評価できない。
万一絶世の美女と恋愛のチャンスがあっても、両親を敬語で呼ばれたら一発で百年の恋すら冷めてしまうだろう。
一方、少々オカチメンコでも、キチンと「ちち」「はは」と言われると、「ウンッ!オヌシ出来るな」と評価を上げる。

くだらない拘りだが、そんなチョットした言葉遣いからその人が育った家庭環境が見えるような気がしている。