昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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見るスポーツ、するスポーツ

最近思うに、
チームプレイが必要なスポーツは、自分の役割を果たす自信はない。
と言う事で、野球、サッカー、バスケットボールは絶対に見るだけ。

個人競技のテニスや卓球、バトミントンは運動神経が必要だし、第一相手が嫌がる事をしないと勝てない。
相手がリターンできないような所を攻めるのだから、意地悪な人ほど強い事になる。
「人柄だけなら金メダル」を自認する当方には、これを上手くなるのはかなりハードルが高い。

全力疾走は、今やおそらく10mが限界だろう。
短距離だけではない。
駅伝やマラソンなど、苦痛に顔をゆがめながら走り続ける人の気が知れない。
高跳び、幅跳びの跳躍競技、ヤリ投げ等の投擲競技は、幼稚園児並みの能力しか残っていない。
と言う事で、陸上競技は全てただただ見るだけ。

血を見るのは殊のほか嫌だ。
だから出血を伴う格闘技などもってのほか。
ボクシング、空手なんぞ、やった事もないし、やりたいと思った事もない。

相撲は、あんな狭い空間で、極めて短時間に肉体をガツガツぶつけ合う。
いかにも瞬発力が大事なので、年寄りが楽しむスポーツには程遠い。
更には、分別盛りの人間には、己のマワシ姿をさらす勇気がない。

ウィンタースポーツは、寒い所は苦手なので、スキーもスケートもノーサンキュー。
スキーなんて、リフトに乗る為に長い事並んで、エッチラホッチラと山頂まで行って、あっと言う間に滑り終わるなんて、いかにももったいない。

だから基本的に、スポーツは専ら見るだけで、自分で体を動かす事はない。
ただスポーツの中には、見ているだけではちっとも面白くないものもある。
カーリングなどはその典型だろう。
とは言え、氷を箒で掃きながらストーンの方向を変える格好は、お世辞にもファッショナブルには見えないので、まるで興味がわかない。

唯一の例外がゴルフ。
これはテレビで見るだけでも楽しいが、実際にプレイしてもさほど運動量が多いわけではない。
スポーツと言っても大半は歩いているだけなので、息も絶え絶えのような状態にはならない。
当方のゴルフはアスリート系ではないので、果たしてスポーツと言えるのかは疑問があるが、それでも年寄りには一番適した運動である事は間違いない。

だから、「あなたはどんなスポーツをやっていますか?」と質問されると、些か躊躇しながら「ゴルフを少々」と答えている。