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世界一うまいラーメンを求めて(その二)

H市から南に数十キロ。
ラーメン通には有名な町がK市。
インターネットでも、常に高い人気の店が競い合っている。

中でも全国区の大人気店が「大砲ラーメン本店」。
1月2日11時15分過ぎに到着。
既に開店済みなので並ぶ積りだったが、運良くすんなり座ることが出来た。
店内はほぼ満席。
「ラーメンは傲らず 高ぶらず いつも低きに身を置いて 「おいしい」の一言だけを喜びとして」
の能書きが泣かせる。
頼んだラーメンは昔風のコッテリ味、大砲ラーメンの原点らしい。
この地域で食したラーメンに比べると、味が垢抜けしている。
価格は500円と安い。
もっとも、二代目の当代もかなりの商売上手のようで、パンフレットでさりげなく、屋台から始めた先代と同じ味を、職人技で継承していると宣伝している。
テレビで取りあがられる機会も多い事から、全国各地から客が来るようだ。
12時前になると、玄関前には列が並び始めていた。

続いて、国道線沿いの丸星ラーメンにはしご。
店のすぐそばに「交通安全祈願、丸星ラーメン」の大看板がある。
この店は、トラック運転手御用達で有名になった。
看板にもその名残がある。
店先には、撮影お断りのラベルがある。
自動チケット販売で380円のラーメンチケットを購入。「安い!」
この店に来るのは今回で三回目。
ただし36年ぶりの訪問になる。
店の感じは、その頃と全く変わっていない。
入り口にはおでん釜がある汚い店だが、高菜漬けがタダ。
ラーメンとライスを注文する人が圧倒的に多い。
ラーメンスープには油分が分離している。
一見してコッテリ感が分かる。
一口食べると、「ウ・マ・イ!」と感心!
この味は、関東にはもちろんありえないし、この地域でも突出している。
同行の御仁も感激ひとしおで、友人の為にとお土産ラーメンを購入していた。

今回の世界一ラーメンの探索では、文句なしに丸星ラーメンが一番。
体に悪い事は分かっているが、こんなラーメンだったら毎日でも食べたい。
因みに同行の士は、「ここに転勤したい」と、丸星ラーメンの虜になったようだ。