シカゴ発のJALは11時40分なので、メンフィスから朝一番の国内線でも乗り継ぎは可能。
しかしアメリカでは何度も痛い目にあい、まるで国内線を信用していない当方、前日移動でシカゴオヘア空港内のヒルトンホテルに宿泊した。
これで安心の積りだったが、空港で買ったホットドッグが良くなかったようだ。
白い服に中身を落とし、黄色のシミがついたので、洗面所で石鹸で洗うと、化学変化を起こし真っ赤になってしまう。
こんなのを二個も食べたのが致命傷。
更にホテルの冷暖房の調子が今イチで、風邪まで引いた模様。
夜から、ひどい下痢に見舞われた。
薬は持参しているが、全て食後服用であり,食欲がないのが辛い。
気息奄々の状態でラウンジに辿り着き、そこでやっとおにぎりを一個食べた。
下痢止め五種類、風邪薬一種類の併せ呑み。
体に悪いかもしれないが、早く直したい一心なのでそれどころではない。
薬を飲むと、利いているような気がしてくる。
もうアメリカは懲り懲り、とにかく早く日本に帰りたい!
海外で病気になると、一気に弱気になってしまう。
第一熱があると、日本で入国を拒否されるかもしれないと、余計な心配をしなければならない。
ところが薬の効果か、飛行機に乗った途端に離陸した事も知らないほど熟睡。
目が覚めたら、既に五時間が経過していた。
同時に熱も下がり、何とか帰国できた。
喉元過ぎると何とやら、元気にさえなれば、また海外へ行く気力も戻ってくる。