昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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大いなるショック、オーマイガ~ッ!

最近毎週、顧客のコンペに参加している。
先週も、東北地方のある町まで出向いた。
200人近い参加者の盛大な前夜祭は、昨年に引き続き乾杯の音頭取り。
中〆と違い、こっちは会が始まってすぐにお呼びがかかるので、気が楽だ。
二次会のお誘いを断り、翌日のゴルフの為にサッサとホテルの戻り、ひたすら英気を養う。

組合せ表を見ると、数年振りに会う大先輩の名前がある。
元々ライバル会社同士だった人だが、妙にウマが合い、仲良くしてきた。
お互いに仕事が変わってしまったので、パーティーや国際空港で偶然会うだけになってしまったが、それでもその度に話が弾んだ。

そんな彼はこの4月に、今までと全く違う分野にスカウトされ、改めて当方と関連が出来た。
同僚から、彼は仕事の都合で前夜祭は欠席、深夜にホテル到着、ゴルフから参加すると聞いていたが、偶々ホテルの朝食の時に顔を見かけた。
早速近寄り、「Sさん、おはようございます」と挨拶。
ところが「アァ、どうも」と、実に素っ気ない。
当方、先に朝食が終わったので、再度「Sさん、後ほど挨拶に伺いますので」と念を押すが、これも相変わらず「アァ、ハイハイ」と心が籠っていない。
ホテルからのクラブバスで、三度目の顔合わせ。
「Sさん、どうも」と声をかけるが、全く歯車がかみ合わない。
業を煮やし、ゴルフ場のロッカーで、「Sさん、僕を忘れているでしょ!」と抗議すると、「さて、どちらさまでしょう?」ときた。
「○○ですよ!」と言うと、マジマジト見つめた上で、「イヤァ、失礼した。あんまり太ったんで誰か分からなかったヨ」と、ひとしきり恐縮する。
ついでのように、「太るとまるで精悍さがなくなるね。昔は鋭い感じだったけど」だって。

こっちは大ショックの、「オーマイガ~ッ!」だ。
確かに最近メタボの自覚はあった。
http://blogs.yahoo.co.jp/saraam_s/61664246.html
しかし、あれほど親しかった彼が、「顔の相が変わってしまった」と驚くほど太ったとは思っていなかった。

ゴルフの後のパーティーで、彼はわざわざビールを持って謝罪に来た。
ただ、昔の仲間なので、素直に謝るだけのはずがない。
「仕事が楽だから太ったんだろう。僕は身の細る思いで仕事を続けている」と言う彼も、腹の周りはデップリと肉が付いている。
「そう言うSさんも、ウェストラインはリッチな事で」と、双方、チラチラと皮肉を交えながらも、和気藹々で再開を祝った。

それにしても最近の太り過ぎは何とかしないと問題だ。
虫の知らせか、既にランニングシューズは購入済みだが、連日朝から走り続ける自信はない。
昔、一週間ほどでやめてしまった、ダンベル体操でもやってみようかな。
今回はかなり深刻に、ダイエットの必要性を感じている。