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さすが、中国!高速鉄道の営業運転再開

さすが、中国!
世界中に怖いものなし。

自国の科学技術の粋を集めたと称し、鳴り物入りでスタートした中国の高速鉄道は、最初からトラブル続出だったようだ。
その安全性が不安視されていたが、その心配が現実になり、最悪の大事故を起こした。
200人以上の死傷者や、未だ行方不明者がいるかもしれないと言うのに、原因究明にとって最大の証拠物件、事故車両を破壊し、埋めてしまう。
中国の記者からさえ証拠隠滅を指摘される暴挙だが、「救援作業をやりやすくする為に車両を埋めて土を盛った」と、奇妙奇天烈な言い訳で切り抜けようとする。
あんな車両を足場にして、安定した作業が出来るとでも言うのか!
あれほどの大事故を起こしても、「安全性には自信がある」と言い切る。
日本の首相、菅直人に匹敵する程の厚顔無恥ぶりだ。

そもそも、落雷の影響で自動制御装置が働かなかったというのでは、雨の日には運転できない事になる。
当然ながら、利用者は不安だろう。
ところが、日本の新幹線では考えられない大事故にも拘わらず、中国ではわずか一日半で営業運転を開始した。

中国では、人命は菅直人の発言にも匹敵する程、鴻毛のように軽い。
その昔毛沢東は、「中国と戦争をしても、アメリカは絶対に勝てない」と発言した。
その根拠は、「戦争の結果お互いに3億人が死亡すると、アメリカの人口はゼロになるが、中国には10億人以上の人口が残る」と、およそ科学的発想からは程遠いものだったが、人間をモノとしか考えない中国為政者の見方が良く出ている。

死者数だって、まだ特定されていない。
しかし35人だろうと、39人だろうと、中国では蚊に刺された程度の事故ですらない。
そうでなければ、原因究明や安全確認のフリすら見せないまま、危険極まりない列車を再稼働させるはずがない。
例え世界中から、今回の事故処理を批判されようとも中国の拡大方針は変わらない。
安全性や説明責任も無関係。
こんな恐ろしい高速鉄道でも、ドンドン全国規模に広げていこうとする。
中国では国威発揚が最優先され、「死亡者は単に運が悪かっただけ」と切り捨てられる。

これこそ中国!
中国が経済的にどんなに発展しようとも、日本と、あるいは世界中と、全く価値観が違う国だ。