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真弓と落合とプロ野球ファン気質

昨年、阪神タイガース真弓新監督に、大いに疑問を持った。
http://blogs.yahoo.co.jp/saraam_s/59690434.html
一年経って今や関西では、真弓弾劾の声が、阪神ファンの悲鳴と共に巷に満ち溢れている。
僕の周囲の熱烈なトラ党は、口を極めて真弓監督の即刻交代を主張する。
今年の阪神は、夏場までは二位、三位をウロウロ。
リーグ制覇こそ難しいものの、クライマックスシリーズ進出は何とかなりそうな雰囲気だった。
しかし勝負どころで、真弓迷監督がヤル気があるのかないのか分からないような迷采配を連発。
直近では、首位ヤクルトに五連敗
今や、三位巨人にも完全に水を開けられている。
KYなのは阪神球団で、来期も真弓監督続投を明言している。
バカにつける薬なし。
これで来年も、阪神タイガースが優勝争いをする事はない。
セ・リーグでは二年連続、不動の断然最下位、横浜ブルーウェイブズとの熾烈な五位争いが見ものとなる。

まるで逆のケースが、中日の落合監督
こちらは八年間の就任中全てAクラスを維持したのに、年俸が高く人気がない理由でクビになる。
客やマスコミへのサービス精神など無関心なので、好き嫌いはあるだろうが、ただひたすら勝負に拘る采配振りにはブレはなかった。
往年の川上野球を見るようで、玄人筋の評価は圧倒的に高いようだ。
球団が「来年は契約しない」と発表した以降の中日は、急に勢いが良くなり、首位ヤクルトを猛追している。
ひょっとしたら、奇跡のリーグ優勝だって夢じゃない。
これこそ、選手が監督を信頼していた証拠だろう。
給料が高いのは実績の裏返し。
中日球団は、年俸で落合監督の実績を評価しながら、一方ではその重さに耐えかねて契約を見送る。
これでは、勝っても負けても、監督を長く続けるのが難しくなる。
高木新監督には、一体何を求めるのだろう。
まさか「適当に人気があり、適当に強いが、巨人には負ける」事を目指した、往年のヤクルトのオーナーのような考えなのだろうか?

「真弓では勝てない」と罵倒を浴びせながらも、どんなに負け続けても応援する阪神ファン
一方は、どんなに好成績を挙げても、「落合の野球はツマラン」と、球場に足を運ばない中日ファン
更には、他チームの主力選手を根こそぎ狙っても、「巨人が勝つ事がプロ野球発展につながる」と、勝つ為には何でもありの傲岸不遜な巨人ファン。
日本野球の正統派ファンは、一体どっちなのだろう。