昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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オリンパス経営のゴタゴタ

きな臭い。
どう見てもおかしい。
オリンパスマイケル・ウッドフォード元社長解任劇の真相が、だんだん分かってきた。
当初は、元社長が社内資料を持ち出し、勝手にマスコミにリークした事が解任につながったと発表されていた。
が、元社長が調査したのは、オリンパスが過去に行ったM&Aの胡散臭さで、確かに
,修發修眷禺?曚高すぎる。
仲介会社に払った手数料が660億円と、明らかに高過ぎ。
2燭琉戮裡諭?舛説明が覚束ないだけでなく、結果550億円以上の大幅損失計上で経営を悪化させた。
っ膕隹饉劼僚蟶瀉呂あの悪名高いケイマン諸島、しかも取引終了後三ヶ月で会社が閉鎖されている。
と、これだけ胡散臭いデータが揃うと、誰でも疑ってしまう。
ところがオリンパス側は、「適正に処理された」と繰り返すだけ。
更に、元社長を解任した菊川剛会長の顔の悪相な事。
株主代表訴訟で1390億円の支払いを要求されるらしく、もはやこの問題に関連したオリンパス現経営陣の命運も尽きたとしか思えない。

菊川前会長の辞任は、まさに自ら身を処する事での幕引き狙いで、あまりにも日本的な責任の取り方だが、今やグローバル時代、そんな「水に流す」やり方が通用するものではない。
既にFBI証券取引等監視委員会などが、調査を始めているらしい。
前経営者連中の悪行が晒される日も近いようだ。
そもそも脛に傷があるのに、イギリス人を社長に抜擢するから悪事がばれてしまう。
いつまでも隠し果せるものではないだろうが、最初から今回の高山社長を選んでいれば、暫くは藪の中で、退職金を貰ってドロンを決め込む(これも死語?)事が出来ただろう。
しかし、外国人にいかにも日本的な慣れ合い、もたれ合い意識が理解できるはずがない。
日本人なら当たり前の、自分を後継者に指名してくれた前社長への感謝の気持ちなど微塵もなく、自分の実力が認められたとしか思わない。
予てから「どうも怪しい」と疑っていた事を、社長就任直後から調査を開始する。
如何にも、気鋭の外国人新社長が採る方針だが、これはオリンパスを食い物にしていた連中には大誤算。

分からないのは、こんなゴタゴタの会社なのに、ノコノコ新社長になった高山修一なる御仁。
就任挨拶で「M&Aは適正に行われた」と発言していたが、恥の上塗りにならねば良いが。
所謂「のれん代」を巡る、日本と外国の文化の違いを指摘する人もいるが、それでも大幅な損失を招いたM&Aについて、説明責任も果たせないようでは話にならない。
事ここに至ると、近いうちに関係者は逮捕収監される事になるだろう。
まさに天網恢恢!