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オリンピック女子バレーの感動シーン

サッカー惨敗の後だっただけに、女子バレーの三位決定戦には「感動したぁ!」ナァ。

宿敵韓国を相手に、3-0のストレート勝ち。 
ワンセットずつの戦いはどれもこれも接戦で、ハラハラドキドキ緊張状態が続いたが、それでも負ける気はゼンゼンしなかった。
やはり実力で、日本は韓国を上回っていた。
早朝の欲求不満が一挙に解消、まさに溜飲が下がる思いで、今後は男子サッカーよりも、女子バレーを応援することに決めた。

前回のなでしこワールドカップ優勝の時に、「陰でなでしこ勝利を支えた人」を紹介したが、今回の女子バレーでも件の君は、やはり人知れず女子バレーの勝利に貢献していた。
http://blogs.yahoo.co.jp/saraam_s/62410624.html

この日の放送はフジテレビで、解説者は顔が馬鹿デカく、かつ異様に長い大林素子。
件の君は、解説者として当たり前のことしか言わない大林素子については、バラエティ番組のタレントかもしれないが、オリンピックの天下分け目の戦いの解説者としては甚だしく不適格と、固く信じていたので、最初から嫌な予感がしていた。
第一セットは順調だったが、二セット目は韓国に追い上げられ、ジュースに持ち込まれた。
しかし窮する事態の中でも大林素子の解説は、まるで根拠のない楽観論と、無内容な精神論に終始している。

これではいけない!
件の君は、なでしこの二匹目のどじょうを狙い、意を決してチャンネルを変えた。
NHK衛星放送で、同じバレー三位決定戦が中継されているのを見つけて一安心。
ところが、聞こえてきた解説者の声は、またも大林素子の間延び声。
これでは、せっかくの決死行が水泡に帰す。
件の君は、ここでだれも予想できないような英断を実行した。
彼は、放送の全ての音を消した。
こうすると、忌まわしい大林素子の解説を聞かなくて済むが、実況のアナウンサーの絶叫も聞こえない。
じっとテレビの前で佇まいをただし、ひたすら女子バレーの勝利を祈る。
この際にも、敬虔な無宗教徒を自認する件の君は、お釈迦様だけでなく、韓国で信者の多いキリスト様、ついでに世界で最も信者の多いイスラム教のアラーの神様にも助太刀を頼んだ。

その結果、二セット目のジュースでも連続ポイント、その勢いで三セットまで連取、まさにサッカーの仇討が達成された。
晴れて消音を解除したところ、あのブ大女の大林素子が泣いていた。
「馬子にも衣装」みたいな「大馬にも涙」に見え、可愛くもなんともないが、これも勝てばご愛嬌。
心がすっかり大らかなので、少々見苦しいものを見ても、全部許してしまう。

女子バレーは、なでしこジャパンの向こうを張って、「火の鳥ジャパン」と呼ぶらしい。
そんな素晴らしい呼称なのに、彼女達が快挙を達成するまで知らなかった。
「関塚ジャパン」に比べて、なんと格調高く、且つ強そうな名前だろう!
やはり勝負事は 、勝ってこそ価値がある。