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語るに落ちる、韓国の悪あがき

韓国のサッカー協会の幹部は、「朴鍾佑の行動は、政治的なものではなく、初めてのメダル獲得で感情をコントロールできず、とっさに行ったものだ」と述べ、オリンピック憲章で禁じられているオリンピックの会場などでの政治的な宣伝活動には当たらないという考えを示した。
ところが、主将の具滋哲は「元々2点目のゴールが決まれば『独島は韓国の領土』パフォーマンスをしようとしたが、『独島は元々韓国の領土なのにあまりにも幼稚だ』という意見があり、『万歳三唱パフォーマンス』に変えた」と話している。
朴鍾佑の事件は、決して偶発的なモノではないのだ。

当たり前だが、IOCのジャック・ロゲ委員長は「当然、政治的表現に該当する」とし「朴選手は領土問題(territorial issue)に関する見解を明らかにしたもので、これはIOCとFIFAの規定に明確に背く」と答えている。

往生際の悪い韓国人も多いようで、有ろう事か、日本人サポーターが競技場に「旭日旗」を持ち込み応援している事を逆に問題視したが、これはまさにイチャモンでしかない。
韓国メディアは旭日旗を、「赤い太陽を表す日章と、放射線状に広がる旭光を形象化した旗。日本の帝国主義軍国主義の象徴といえる」と説明する。
韓国のネット上には、
  「旭日旗は見逃すのに、なぜ朴鍾佑の独島セレモニーは問題視されるのか」
  「なぜIOCが人種差別主義と帝国主義の象徴である日章旗の使用を許しているのか納得ができない」
  「ヨーロッパの国が試合を行う時にナチスのマークを掲げるのと同じ事」
等の意見が寄せられているらしい。

チャンチャラおかしいとはこの事だ。
もしも韓国側が旭日旗に文句があるのなら、またナチスの鍵十字マークと同じとまでに思いつめているのなら、朝日新聞ナチスの機関紙と同じになる。
少なくとも我が日本に於いて、朝日新聞ほど韓国、北朝鮮、中国に理解のあるマスコミはない。
日本の一方の勢力からは、朝日新聞は「アサヒ」ではなく「チョウニチ新聞」と読むのが正しいと揶揄されるほど、その報道の偏向ぶりを攻撃されている新聞だが、その朝日新聞の社旗は、間違う事ない旭日旗なのだ。
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ブリジストンの本家筋にあたるアサヒ靴のブランドマークもまた、長年に亘って旭日旗だった。
いずれも日本を代表する企業だが、韓国が旭日旗を問題にしたとの話は、寡聞にして知らない。

どこの馬鹿が聞いたのか分からないが、「日本選手の旭日旗ユニフォームも政治的表現禁止規定に背くのでは」との質問に対し、これまた当たり前の事として、ロゲ委員長は、「そのユニフォームに関して論争があるという話は今この席で初めて聞いた」とし、問題にならないという見解を迂回的に表現したらしい。

そしてドタバタ劇の極めつけは、「韓国サッカー協会が謝罪」の報道に対して、「謝罪はしていない」と釈明した事だ。
日本サッカー協会大仁邦弥会長は、「謝罪と再発防止を徹底させる」事を記した韓国サッカー協会長名の文書で、内容が「申し訳なかった。二度とこういうことが起こらないように徹底する」電子メールとファックスを受け取った事を明らかにした。
ところが韓国側は、「状況報告をしただけで、謝罪はしていない」との声明を発表したのだ。
英文の「to cordially convey my regrets and words for the incident」は通常の外交修辞表現で、SorryやApologyは使っていないと言いたいらしい。
韓国では、日本に謝罪したとなると、すぐに当事者の責任問題になるから、慌てて取り繕っているのだろうが、世界中に呆れ果てられた、何よりも朴鍾佑自身が雲隠れしたり、未だに自分の行動の正当性の一片すら弁明出来ない事を仕出かしながら、それを国家として、あるいは協会として、謝罪をしていないと言い張るのなら、もっと達が悪い。

国家間のやり取りでは、絶対に謝罪しないのが正義のように思われているが、それも時と場合による。
今回は、誰が見ても朴鍾佑はやり過ぎたのであり、それを謝罪するのは恥でも何でもない。
少しでも成熟した国家ならば、IOC、FIFA と日本サッカー協会に謝罪して沙汰を待つ姿勢をとるものなのに、今回の一連の行動で、韓国は経済こそ一流半まで来たが、民度は未だに三流の発展停滞国でしかない事が露呈された。