昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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真実の語り部

現の世に、知る人ぞ知る、知らない人は知らない、「真実の語り部」がいる。
それは誰あろう、不肖私のことです。

昔から、真実の語り部を自称して来た。
特に営業の仕事だったので、信用第一。
そのためには、「嘘をつかない人」の評価が必須だった。

しかし真実は、時として全く面白くないことがある。
真実は興味深いドラマなんて、実は誤解。
そもそも、映画でも小説でも、ノンフィクションなんて怪しい。
必ず作者の思い込みや主観が加味され、それで読みやすく、見やすい作品に仕上がっている。
偉人たちの立身出世物語も、大半が脚色されている。

よって私は最初から、自分の話に5%だけは脚色があることも、併せて公言してきた。
私の話は、95%の真実と、5%のフィクションで成り立っている。
これほど正直な話はない!
(ついでに言えば、私は、ゴルフのベット、オネストジョンでは無類の強さを発揮していたナァ。)

ところが他人は、こんな見事に定量的な話を理解できない。
ほとんどの人が、「逆でしょう」とまぜっかえしてくる。
脚色の部分が95%と言うのだ。
失礼極まる。
あくまで、真実が主食の米。
それに、ほんのちょっとした振り掛けを塗すことで、一気に米のうまさが引き立つ。

誰に理解されなくても、心は孤高の、真実の語り部
そんな信念で、実に40年以上、名もなく貧しく麗しい会社員生活を送ってきた。
(この場合、「麗しい」部分が脚色!)