昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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関東から九州まで

ウォーキングを始めて四か月目に入り、100日を超えた。
この間、ゴルフの時以外は、雨が降っても傘をさして歩いている。
その距離は、毎日10km。
ゴルフの場合はもっと歩くので、既に1000kmを歩いた事になる。
何とこれは、関東から九州までの距離に匹敵する。
言い換えれば、100日かけて、九州まで歩いたのと一緒だ。

仕事から解放されたと言えば聞こえがいいが、実はやるべきことが何もないリタイア老人。
こんな事にでも生きがいを見つけないと、一気に老け込む恐れがあった。
仕事をしている時は、「利益の確保」と「事業を通じての社会貢献」の二大目標があり、それなりにストレスを感じていたが、今や目標と言えば体重を減らす事だけ。
気楽なもので、この面では着実な実績を上げている。
自分でも、顔が細面になったとは思っていたが、久し振りに会った人からは「腰回りが細くなった」と言われる。
確かに、ベルトの穴は二つ以上縮まったし、ウエストそのものも、間違いなく5儖幣綺戮なった。
毎年腹が出っ張り続けていた間は、それに伴ってズボンも新調してきた。
しかし今や、七年前のジーパンが楽々着用できる。

掛り付けの医者に10kmウォーキングを話したら、大いに驚き「膝に来ませんか?」と聞かれた。
「膝に来る」と言われるのが膝痛の事なら、今のところそんな症状は現れていない。
遺伝的な持病である高血圧も、未だ薬こそ手放せないが、標準レベルに落ち着いた。
病気でのウォーキング中断もないので、この業界では「無事是名馬」の代名詞とも言える。

ウォーキングにはかなり慣れてきた積りになって、一度ランニングに挑戦してみた。
これでランニングまで熟せれば、夢のホノルルマラソンに挑戦できるかもしれない。
僕の後輩は、「いつの日かホノルルで走りたい」と、出張にもシューズを持参し、毎朝のランニングを欠かさない。
アイツに出来るのなら、人生のベテラン、こっちにできない訳がない。
そう思っては見たものの、しかしウォーキングとランニングでは、疲労感が全然違う。
100mも進まないうちに、息が上がってしまう。
またその分、体への負担も大違いのような気がして、即刻ランニングは中止。

分相応に、歩き回る程度が一番似合っている。
それでも、継続は力なり。
このペースでいけば今年中には、ヴァーチャルだが日本縦断を達成する。
その後の目標は、先ずはニューヨークまで、続いて地球一周、最終的には月まで歩いてみたいものだ。
♪歩き回れば日本一の
♪夢は大きな老人剣士!(赤胴鈴乃助)