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シンガポールには引分け、北朝鮮には完敗

サッカー日本代表は、6月16日ワールドカップ予選でシンガポールと引き分けたが、今度は東アジアカップでFIFAランク129位の北朝鮮に完敗した。
最早呆れて、モノが言えない。
 
立ち上がり早々に、新戦力の武藤雄樹が見事に1点を取ったところまでがハイライトで、後は北朝鮮に押されっぱなし。
偶にマグレでチャンスをつくるが、FW陣が悉くこれを外す。
それでも前半は何とかリードして終わったが、後半は絵に描いたような逆転負け。
まるで実力に大差があり、北朝鮮に計ったように差し切られた感じだった。
 
北朝鮮に比べると日程が厳しかったようだが、日本チームはそんな言い訳で納得できるような試合ぶりではなかった。
海外組が招集されていないので、戦力は一軍半なのかもしれない。
しかしどの選手も、ミスパスを繰り返し、常に守勢に回っているようでは、勝機はない。
 
ハリルホジッチ監督の構想は、「全日本は海外組と国内組を半分ずつ招集する」積りらしい。
テレビ放送では、アナウンサーが「そうするとこの中の半分は全日本に残ることになる」と力説していたが、マァ残って欲しい選手は唯一の得点を決めた武藤雄樹と、そのおぜん立てをした遠藤航くらい。
その武藤も、その後のチャンスでは得点できなかった。
もっとひどいのは他のFW連中で、途中交代した宇佐美はまだしも、川又も永井も、興梠も、全員まとめてお引き取り願いたいほどの不出来だった。
 
ここまで情けない試合が連続するのは、選手だけの所為ではない。
やはりハリルホジッチ監督の、管理能力に問題があるのではないだろうか。
ザッケローニから監督交代の直後は、全日本がうまい具合に勝ち進んだので、なんとなくハリルヒジッチを名監督と誤解していたが、この二試合後の記者会見を聞くと、敗因を的確にとらえているとは思えず、拠って次の試合で修正できる気がしない。
 
東アジアカップは、もう諦めた方が良さそうだ。
選手もエース級は温存したと、負けた時の言い訳も揃っている。
問題はワールドカップ予選の方で、こちらで大幅な改善がないと、アジアではトップクラスと思い込んできた日本サッカーが、次回のワールドカップには進めない事すら懸念される。
昨日の北朝鮮戦は、6月のシンガポール戦に続いて、それほど悲観的にならざるを得ない試合だった。
 
いつの間にか、日本のワールドカップの予選通過は当たり前みたいな気分でいたが、中国を始めとして、アジアサッカーのレベルアップのスピードは驚くほど速い。
最早日本は、アジアのトップではないのではないだろうか。
ハリルホジッチが、そんな最悪の事態の救世主にはとても思えない。

ここからは、日本サッカーの将来を深く危惧する、素人評論家、セルジオ・越前の独り言だが
心機一転、反転攻勢の為には、金に糸目をつけず、誰もが納得する超大物コーチを招請して欲しいナァ。
モーリーリョとか、グラウディオラとか、ベンゲルとか。
駄目かナァ?