昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

韓国とは付き合いきれない

フランス留学中の筑波大学の女学生が、行方不明になっている。
当初から犯人の目星はついていたようだが、「日本人でもフランス人でもない男性」などと、全く中途半端な発表に対して、ネット社会があれやこれやと詮索していた。
そうこうしているうちに、Facebookに「やはり犯人は朝鮮人」との記事がアップされた。
そこには行方不明の女性と、メガネをかけたアジア人風情の男性が、にこやかに笑っているツーショット写真が添付されている。
そしてその男性を犯人と断定した上で、「未だにマスコミが犯人名が公表しないのは、犯人が朝鮮人だから」みたいに説明している。
実はこの写真の男性は、一目瞭然アジア人だが、どちらかと言えば朝鮮人よりも中国人に見える。
この写真だけで「犯人は朝鮮人」とは、いくら何でも言い過ぎだ。
ところが「やっぱり朝鮮人か」みたいな雰囲気で、どんどん拡散し始めていた。
 
しかし後になって、国際指名手配された犯人は「チリ国籍で20歳代のオトコで、既にチリに帰国している」と分かってきた。
となると、あの写真のオトコは一体誰だ?
あの写真を投稿したヤツは、どうやってあの写真を入手し、何の根拠を以って「コイツが犯人!」と断定したのか?
最初の投稿者は慌てて記事削除を図っているようだが、残念ながら一旦アップしてしまうと証拠隠滅は不可能だ。
 
実はネット社会には、「日本で起きた凶悪犯罪の犯人は大半が在日朝鮮人」との、本当かウソか分からない情報が氾濫している。
何かにつけて日韓関係がギスギスしている現在、この手の記事は日本人の朝鮮人に対するストレス発散にはもってこいなので、今回の筑波大学生が巻き込まれた事件の犯人を、かってに朝鮮人とデマ情報を流したのだろう。
Facebookだから、投稿者は特定可能だ。
軽い気持ちで根拠のないデマを拡散すると、名誉棄損で訴えられる可能性があるし、何よりもネット情報の信憑性について考えさせられる出来事だ。
投稿者は、この記事が「犯人」と特定された件のアジア人の目に留まらないことを祈るしかないだろう。
しかしネット社会の問題点を曝け出すには、こんな出鱈目なデマを流すと必ず罰される前例を作った方が良い。
僕は韓国や朝鮮人は嫌いだが、それでもこの手のデマゴギーで世論に訴える手法には大反対だ。
 
と、ここまでは韓国人、朝鮮人に対して日本人が持つ差別意識を問題視していたが、それでは彼の国を見ると、これがまたトンデモナくいかれポンチ国家だと痛感する。
先ずは釜山市の、慰安婦像設置事件だ。
言う間でもなく、ソウルの日本大使館前の慰安婦像も国際条約違反だし、日韓合意で韓国側の撤去努力が明文化されているし、更に日本からは10億円の資金まで供出されている。
にも拘らず、全く撤去の動きがないどころか、今度は釜山日本総領事館前に新たに設置するとは不届き千万。
さすがに釜山警察がすぐにこの像を撤去したので、「韓国も少しは法治国家になったか」と思っていたら、何と翌日には釜山市長が像設置を認めてしまった。
更には、慰安婦少女像を守ると称して座り込みを続ける大学生を、美談として報道すら仕出かす。
改めて韓国には国家間の約束は守らなければならないと言う、国家としての最低限の姿勢が皆無だと分かる。
感情的になった国民がデモで押しかけると、法治国家の基本原則ですら簡単に放棄し、国民に迎合してしまう。
 
更には、韓国のトランプと持ち上げられている李在明城南市長は「日本は武力で韓国に侵攻した敵性国家で、北朝鮮とは南北会談が必要」と、北朝鮮重視、反日姿勢を明らかにした。
今になっても、日本よりも北朝鮮を信頼するような人間が、一応は次期大統領候補者の一人だ。
残りの候補者も、大同小異の反日政治家だろう。
 
一人一人の韓国人、朝鮮人反日思想に塗れているのかは知らないが、集団になった時の彼らは、間違いなく反日思想が求心力になっている。
こんな国とは付き合いきれない。
安倍晋三朴槿恵の日韓合意は、既に実質的に反故にされている。
支払った10億円は欲しいが、これは「高い授業料だった」とあきらめるしかない。
しかし二度と再び、あんな韓国に騙されることがあってはいけない。
もはや、シカトしかない。
政治、経済の両面で、韓国とは絶対に付き合わないことだ。