放っておいても、個人のコメント付き最新ニュースがドンドン流れてくる。
こんな情報手段が普及すると、新聞には大きな脅威だろう。
かなり胡散臭いモノもあるので、取捨選択が大事になる。
とは言うものの、ズボラなオトコにとっては、ニュースソースとして大変便利だ。
重宝がって利用しているが、最近になってどうも腑に落ちないことに気が付いた。
大半の情報が、余りに僕の意見と一緒なのだ。
僕は韓国、中国は大嫌いで、日本はこの両国とは将来に亘って関りを持たない方が良いと考えている。
将来の総理候補だった小沢一郎なら、その程度のことは充分理解しているはずだが、もはや次の選挙で生き残るためにはなりふり構っていられない。
そもそも彼女の金看板は「東京大改革」で、「小池新党」が一大旋風になるとの見方が一般的だ。
無論稀には反対意見もあるが、投稿された途端に激しい反対意見の集中砲火を浴びる。
だから読んでいて、大変気分がいい。
「そうだ、そうだ!」「まさにその通り!」「言い得て妙なり!」
世の中では僕の意見は主流派であり、多くの人の賛同を得ていると、内心快哉を叫びながら読んでいる。
しかし冷静に考えると、これはおかしい。
韓国、中国が大好きな、奇特な人たちだっているはずだ。
どうやら僕の確証バイアスが発動される前に、フォロワー登録などから勝手にバイアスが掛けられているようだ。
人は誰もが、自分に都合の良い情報だけを集める。
これを、「確証バイアス」と言うらしい。
しかし本人の選択以前に、ほかの誰か、若しくは組織がバイアスをかけているとなると、将に自分が好きな情報しか接しなくなる。
これでは益々、自分の考え方が先鋭化してしまう。
やはり便利な道具、ツールは二律背反。
確証バイアスに偏ることなく、反対意見にも関心を持たないといけない。