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玉川徹大先生のご託宣

スポーツの解説者は、大半がその分野で称賛されるべき実績を残している。
芸術の評論家は、他の追随を許さないほどの薀蓄を語る。
しかし、テレビのコメンテータ連中だけは、一体どんな基準で選ばれているのかさっぱり分からない。
ただ一つ明白なのは、そんなコメンテータ連中の大半が、反自民党、、就中反安倍政権だ。
極論すれば、安倍政権に批判的な弁が立ち、ほんのちょっと知名度があれば、誰でもコメンテータになれる。
そこで「安倍政権は独裁的だ」とか、「民意を無視している」とか、抽象的に政権を批判していれば仕事にありつける。
 
実は最近は、ネット情報が溢れているので、注意して調べれば彼らのいい加減さを知ることが出来る。
しかし、そんな情報源を持っていない人も多いので、連中はそれなりの影響力を持っている。
このコメンテータ連中は、仮に自分の意見が間違っていようと、結果がどうなろうと一切責任はない。
好き勝手なことを言って、カネになり、しかもそれなりに著名人扱いされる。
こんなに気楽で、いい商売はない。
テレビコメンテータにも、何らかの国家資格が必要ではないかとすら思ってしまう。
 
そんなコメンテータの中で、ひときわ口角泡を飛ばして安倍政権を批判する一人が、玉川徹大先生だ。
ただこのオトコ、過去に人様に自慢できるような過去も実績もない。
本人が半ば自慢げに京大農学部卒をカミングアウトしたが、要は単なるテレビ朝日社員だ。
そんなヤツが、何故に偉ぶって政権批判するのか?
あるいはテレビ朝日は、何故に社員を使って政府批判を繰り返すのか?
コメンテータとしての玉川徹大先生の言動も、放送局の姿勢も、いずれも非常に分かりにくい。
 
玉川徹大先生が成程と合点のいくことを言えば未だ分かるが、この大先生の主張は実に頓珍漢だ。
例えば北朝鮮問題。
玉川徹大先生は、「アメリカが北朝鮮を武力攻撃すると日本と韓国は壊滅的な被害を受けるから、絶対に認めてはいけない」と口を極める。
ではどうすると問われると、「中国からの圧力で、何としても話合いの場に北朝鮮を引き出す」と述べる。
「それは今まで全く効果のなかった」と批判されると、「中国からの石油輸出をストップして圧力を加える」と返す。
何も、武力攻撃だけが戦争ではない。
この大先生には、北朝鮮にとって石油を止められるのは、宣戦布告されたと同じとの認識はない。
 
この大先生は先だって、小池百合子に「決められない知事」批判が巻き上がっていることに対して、「決められないとは、その昔、民主党への批判へも使われた。その結果、決めてはいけないことまで決めてしまう政治になった」と言い出した。
この間、世論を二分した法案を次々と成立させた安倍政権への当てこすりが明白だ。
しかし、「決めてはいけない」とは、玉川大先生個人の考えではないか!
本当に安倍政権が決めてはいけない法案を決めたのなら、自民党は選挙で負ける。
政治家とは、政策と振舞いを有権者に、選挙で評価される。
何を言っても許されるコメンテータや評論家とは、本質的に違うのだ。
何よりも、何も決めなかった民主党時代は、国政は停滞し、景気は最悪だった。
オマケに福島原発無為無策が重なり、民主党は日本中から総スカンを食らい、自民党が政権復帰したのではなかったか。
 
いくら気に入らないと言っても、根拠もなく印象操作で安倍政権を貶めようとしてもすぐにお里が知れるが、玉川徹大先生の言動を見る限り、自民党と安倍政権攻撃は止むことはないだろう。
コメンテータに社員を使えばコストが安いかもしれないが、社員の行動には会社の責任が伴う。
テレビ朝日も、玉川徹大先生を起用し続けるリスクに気が付くべきだ。
因みにこの意見は、老婆心ながらと、放送局としてのテレビ朝日の中立性に疑問を呈しているものだが、一橋大学で起きた言論弾圧と違って、玉川徹大先生のテレビ出演を実力阻止するものではない。