昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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パンダなんか観に行く必要はないヨ

上野動物園で赤ちゃんパンダが生まれたら、テレビでは大騒ぎだった。
見目麗しい女子アナが やれ発情期だとか、受胎しやすい体位とか、朝から発言することを憚る内容を平然として伝える。
続いて一般公開が始まると、今度はパンダ見物希望者が殺到する。
一見すると愛らしい顔つきだし、動きがスローなので、パンダは可愛いと思われているが、実は下手に近づくと結構獰猛で危険な動物だ。
 
パンダは、中国からの高額有償レンタルであることは、あまり知られていない。
冷静に見れば、パンダは中国の巧妙かつ狡猾な政治手段だと思わなければならない。
しかもパンダの出産を大喜びしているが、所有権は中国にあるので、いずれは返さなくてはいけない。
大枚を叩いて借り受け、苦心惨憺の挙句にやっと出産させても、時間が過ぎれば中国に戻すなんて、何とバカバカしい空騒ぎだろう。
しかもパンダがレンタル途中に死亡した場合は、何とペナルティを取られる。
 
多くの日本人は、パンダが可愛いと持て囃す。
あの「何も決められない、史上最悪の都知事」と評価ガタ落ちの小池百合子も、都民ファーストへの応援演説で「パンダは可愛い」とか「シンシンの出産おめでとう」とかの時事ネタで好感度を上げようと
していた。
またパンダの名前をシャンシャンと発表した直後に、「希望の党」設立を発表した。
中国だけでなく、小池百合子もまたパンダを政治利用していた。
 
日本では、実は和歌山に多数のパンダがいる。
日本の首都、上野動物園で客寄せパンダが必要なのは何となく理解できるが、和歌山のアドベンチャーワールドには日本の半分以上のパンダが飼育されている。
全く不思議なことだが、これは日本きっての媚中派政治家と言われる二階俊博の政治力の賜物と噂されている。
ことほど左様に、パンダはどこまでも政治的な動物だ。
 
パンダを見ようとすると、我々日本人は多大な労力を必要とする。
今人気絶頂のシャンシャンは二年後には中国に返還されるのに、見るためには倍率が高い抽選に当たらないといけないし、且つ上野動物園まで出向かないといけない。
僕の父親は、初めてパンダが来日した時に千km以上の列車旅で孫を連れて見物に行ったが、立ち止まることも許されず、後ろ向きに寝ていたパンダをお尻だけしか見えなかったと嘆いていた。
今回だって、似た様なモノだろう。
そこまでして、ほんの一瞬パンダが見えたと感激するのは、如何なものだろう。
 
奇麗なバラに刺があるように、可愛いパンダは人間のどす黒い思惑を体現している。
この間、パンダを政治利用した連中の、何と胡散臭いことか!
そんなパンダなんか、シカトするに限る。
返す返すも、今回一般公募されたパンダが、シャンシャンなどとネーミングされたのは勿体なかった。
どうせ二年後には中国に戻されるのなら、石原慎太郎が主張していたように、「センセン」「カクカク」とでも名付けて欲しかった。