昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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「汝、シングルを目指せ」と天の啓示あり

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京都まで出張した。
久しぶりの新幹線だったので思い切ってグリーン車を奮発。
乗車までちょっと時間があったのでキオスクの本屋に立ち寄ったところ、「必ず5打縮まるパットの神髄」なるタイトルの本を見つけた。
サブタイトルがまた泣かせる。
「私はだれにもパットは負けない」
著者は、その昔からひそかに師と仰ぐ青木功大先生。

その瞬間、天から啓示が下った。
「汝、シングルを目指すべし!」

現在のハンディはオフィシャル11。
ここから五打縮まれば、ハンディ6になるのは小学生でもできる計算。
なんとこの本を読むだけで、片手シングルの直前までなってしまう。
「これ、買うべし!」と早速購入。
京都までのおよそ二時間二十分の車中で、あっという間に読み終えた。

感想は………「目から鱗」とは言い難い。
何せ、
「左の三本指でしっかりグリップを握れ」とか、「上からコツンと」とか、「強くオーバーするよう」とか、今まで言い古された青木語録のほかは、
「グリーンキーパーの芝の刈り方を見抜け」とか、「靴裏を通じて芝目を読む」
のような、荒唐無稽に有難い教えのオンパレード。
青木大先生にしては(無論ゴーストライターの書だろうが)、誠に不出来としか言いようがない。

わずか三時間ほど前の天の啓示も、アッという間に雲散霧消。
マァたった560円の支出で五打もハンディを縮めようとするのはあまりにも厚かましかったか。
やはりシングルハンディキャッパーへの道は、実戦で鍛えるしか方法がなさそう。