昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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熟年離婚したのかな?

知人の女性から年賀状が来た。
「昨年私は新しい人生に一歩を踏み出し、子供たち三人と四人家族になりました。子供たちが出て行ったあとは一人になりますが、友人達がいるので寂しくない老後が送れそうです」と書いてあった。

どう見ても尋常ではない。
そう言えば昨年の年賀状には、「子育てが終わった。バンザァ~イ」とあった。
旦那が逝去したのかとも思ったが、その場合は「年賀はご辞退」の葉書が来るはずだ。
ゲス(Guess)の世界だが、子育てが終わった時点で、連れ合いと分かれたようだ。

いつ頃結婚したのかは知らないが、結婚生活は30年近くにはなっているだろう。
子供も三人。
御主人がどんな人かは知らない。
結婚生活が楽しかったのかも知らない。
しかし、こんな結末は全くの想定外だ。
齢60歳近くでの一大決心なので、他人には分からない原因があるのだろう。
彼女自身が、子育ての間は封印していた秘めた思いを、満を持して実行したのだろう。
それまで重ねた我慢が限界にきて、この時をひたすら待っていたとも考えられる。
旦那の事をまるで知らないだけに、どうしても彼女贔屓の見方になってしまう。

一時期、成田離婚が話題になったが、今や熟年離婚も社会問題となっている。
付き合いの短さから新婚旅行で大喧嘩して離婚するはあり得るだろうが、長年連れ添い苦楽を共にしたはずなのに熟年離婚に至るのはどうにも違和感がある。
男の側にはまるで自覚もなく、何で自分が三行半を突き付けられるのかすら理解できないケースが多いらしい。
もともと三行半は、男から女に一方的に離婚宣言するものだったが、今やすっかり趣を異にしている。
年をとって嫁さんに見捨てられた亭主は、実に哀れだろう。
想像するだけでも恐ろしい。

それにしても、最近は離婚する事への躊躇が少ない。
一般的には離婚=×一(バツイチ)と表現しているが、今じゃ離婚=人生のやり直し=新しいチャレンジとの見方も増えてきた。
http://blogs.yahoo.co.jp/saraam_s/60063424.html
そんな社会情勢でわが身を鑑みると、やはり背筋がうすら寒くなる。
今迄、嫁さん側に蓄積されている怒りはないだろうか?
今さら遅いかも知れないが、慌ててゴマスリの必要がありそうだ。