昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

家族

親子ゴルフ

息子の仕事が変わった。 1月に「今の仕事を辞めるので、説明に行く」と電話してきた。 聞けば「自分の所属する部門は、会社の将来設計から外れていて、希望退職を募集されている」らしい。 本人は「上司からは強く慰留されてはいるが、退職条件が魅力的だし…

家族と永遠に別れる日

今日はお袋の祥月命日。 世の中にこれほどの悲しさがあるのかと、嘆き悲しんだ日から60年が経過した。 その5年後に親父が、そして最近姉二人が相次いで他界した。 嫁方も、17年前に義父が、そしてその11年後に義母が死亡した。 だから身内の葬儀経験…

同性婚を認めた札幌地裁判決について

札幌地裁で、同性婚届けの不受理は違憲だとの判決が出た。 違憲と言うからには、憲法は同性婚を認めているとの判決だろう。 どうやら、同性愛は憲法14条の基本的人権の一部で、性的指向によって法的利益に差が出るのは差別に当たるとの解釈のようだ。 それ…

イギリス王室と兄弟相和しの我が家の違い

イギリス王朝が揉めている。 王室を離脱したハリーとメーガンが、王室内部を暴露するからだ。 世界中の王室は保守的だ。 そんな閉鎖的社会の弟が、アメリカ人で離婚歴あり、しかも黒人の血を引き、親族に問題があるオンナと結婚すると言い出した。 元々ウィ…

親父

洗面場で鏡を見て驚いた。 「オッ、親父がいる!」 勿論そんなことが起きるわけがない。 親父は35年以上も前に、物故している。 よくよく見るまでもなく、そこに写っているのは僕の今の姿だ。 何とも親父に似てしまった。 まさしく「似てしまった」のだ。 …

愛知県知事リコール運動大ピンチ

右寄り人間にとって、TBSの「サンデーモーニング」は最悪評価の番組だ。 テレ朝の玉川徹と共に、蛇蝎のように忌み嫌われている。 こんな偏向番組など、まるで興味がない。 そのため、長らく見たことはなかった。 ところが虎ノ門ニュースをクビになり、暇…

夫婦喧嘩は犬も食わない

他の例を多く知っているわけではないが、我が家は比較的、夫婦喧嘩は少ない方だと思う。 昨年秋も、夫婦で東北紅葉見物に車で出かけたが、1400㎞の道中の二泊三日間、ずっと一緒だった。 勿論、風呂、トイレと寝る時は会話が途絶えるが、後は食事中も車…

創価学会と日本共産党の差

子供が仕事の関係で「聖教新聞」を押し付けられたことがある。 新規取引先の社長から「三か月間でいいから」と頼まれ、断り切れなかったらしい。 僕の考えにも我が家の家風にも、全くそぐわない新聞だ。 配達されても、一頁はおろか、一行一言一句たりとも、…

義父の思い出

僕は自分の両親を、大変尊敬している、 実家が貧乏だったので、父は小学校を卒業するとすぐに丁稚奉公に行かされたらしい。 しかし根が真面目で、暇を見つけては勉学に励み、学歴が全くないのに、警察官の試験に合格したり、財閥系企業に就職したりして定年…

相性の良し悪し

僕は、「夫婦相和し」の秘訣は会話だと確信している。 仲の良い夫婦は良く会話するが、仲が悪い夫婦間ではほとんどそれがない。 僕の知るある夫婦は、顔を合わせても共通の話題がない。 話すことがなければ、二人して気まずい時間を過ごすことになる。 する…

母親の命日

3月28日は、母親の40年目の命日だ。 母は69歳と8日目に、脳腫瘍で死んだ。 当時の平均寿命でも、早死の方だった。 母にとっては、生まれて初めての入院だったが、発病してわずか三か月後に、あっけなくこの世を去った。 僕はある地方都市に住んでい…

子供たちへの思い

結婚して二年後に、長男が生まれた。 出産直前、妻は陣痛に苦しみ、僕は右往左往するだけだったが、比較的安産だった。 生まれてみると、子供というものがこんなに可愛いのかと思った。 生後一ヶ月は、夜3時間ごとの授乳があり、僕も喜んで担当した。 冬の…

オー・マイ・ブッダ!

僕は55歳までドメスティック専門の担当だったので、海外とはまるで無縁だった。 それがある日突然、全くの会社都合で、海外顧客を相手にしなければならなくなった。 まさしく付け焼刃で、慌ててそこから英会話の勉強を始めたりもしたが、一番の悩みは、外…

親子の関係

我が家は、夫婦に子供二人(男)の四人構成だ。 子供は二人とも働き、自活している。 親の責任は終了しているはずだが、それでもいつも気になっている。 因みに、子供は二人とも結婚していない。 世話好きの親戚や近所の人が、縁談話など持ってくることもあ…

仲の良い夫婦、仲の悪い夫婦

結婚する時の妻の言葉が、今でも忘れられない。 「私の両親は仲の良い夫婦ではなかったので、私は仲の良い夫婦になりたい」 率直な物言いだったので、印象的だった。 全く違った環境で育った二人なので、価値観や見解の違いは多々あったし、マイナートラブル…

兄弟と夫婦の関係

我が家には、息子が二人いるが、この二人、まるでキャラが違う。 キャラだけでなく、顔つきも違う。 長男は、要領良しで他人に取り入るのが上手いが、一方の次男は、真面目一本で融通が利かない石部金吉タイプ。 受験勉強でも、何とかヤマ張りで凌いできた長…

結婚するまでの想い出

妻は、同郷で一年後輩だ。 当時、男子生徒の間で可愛いと噂されていた彼女の名前を初めて聞いたのは、中学3年の時だが、まるで別世界のお嬢さんで、悪ガキだった僕との接点など全くなかった。 ただ、僕の世代の女性の名前は、大半が「〇〇子」だったが、彼…

結婚45年

結婚して既に45年がたった。 見ず知らずだった男女が、偶然に出会い、結婚し、家庭を営んだ年数だ。子供も二人でき、二人とも独立し働いている。子供については贅沢を言えばきりがないが、自力で稼ぎ、誰にも迷惑をかけず生計を立てているのだから、親とし…

家族との別れ

この世に、こんなに悲しいことがあるだろうか。 母が死んだ時に、そう思った。 僕自身、肉親との別れは、母親が初めての経験だった。 遺体を前にした時、人目もはばからず泣き崩れたほどだ。 もう四十年前のことだ。 五年後に、母に続いて父親が死んだ。 そ…

夫婦別姓には反対です

夫婦別姓 僕の大嫌いな番組の一つが、TBS日曜日朝の、関口宏「サンデーモーニング」だ。 能天気な司会者、コメンテータが、したり顔でまるで無責任な「一見正論」を披露する。 大嫌いだと言いながら、たまに見るのは我ながら自己矛盾だが、敵情視察の意味…

11月10日義母逝去

義母は、2004年義父がなくなって以降の五年間は、信じられないほど矍鑠としていた。 他人の手助けなど全く無用で、一人で炊事炊飯、掃除にと元気に動き回る。 たまに訪問すると、早朝から起きだし、朝食を作り、お茶を入れ、新聞まで取りに行ってくれる…

夫婦喧嘩は犬も食わない

昨日無事に帰国。 三週間のヨーロッパ滞在は、初めて経験する長旅だった。 気の置けない友人からは、「よくもそんなに長い間、嫁さんと二人だけで生活できるものだ」と、半ば以上大呆れされ、ほんの少々感心される。 彼らに言わせると、夫婦二人きりになると…

感謝の順番

仕事を終わるにあたって、約一か月半に亘って、様々な顧客に挨拶に赴いた。 付合いが長いので、共通の話題が多く、話が弾む。 最後は型通りに「今後とも、後輩連中を宜しく」と頼んでお開きになるのだが、顧客へのお礼は定番の表現ではない。 「42年間に亘…

女性アスリートとオンナらしさ

実は僕は女性の胸について、造詣が深い。 度々紹介してきたが、女性のフェイク胸を見破るのはプロの域に達し、奥義「必死眼、胸刺し」の使い手として、僕の周囲の賞賛と尊敬の眼差しを集めている。 藤沢周平が存命なら、きっと僕が主人公の面白い小説が書か…

経理を我が手に

僕が付き合ったオーナー会社には、共通項がある。 先ずは、社長が絶対専制君主。 すべての決済は、社長の一存で決まる。 続いて優秀な腹心がいる。 製造現場を任された人、営業最前線の指揮者、総務関係を一手に取り仕切っている人。 皆、身を粉にして、滅私…

通夜、告別式

先の三連休は、姉の通夜、告別式に参列する事になった。 通夜は土曜日の18時から。 告別式が日曜日午前11時からなので、我が家から片道二時間半の距離を忙しく往復した。 遺族の経済的事情から、読経もないし、戒名もない。 葬儀には付き物の豪華な生花…

愛人を囲う人、愛人になる人

中国の高級官僚は、愛人を囲うことがステータスらしい。 社会問題化していると言うから、単に「アンタもスキねぇ」では片付けられないようだ。 習近平新政権は、腐敗撲滅を標榜しているが、そもそも共産党政権が最初に手を付けるのが、高級官僚たちの綱紀粛…

夫唱婦随

男女同権が叫ばれ、女性の社会進出が目覚しい今日この頃、「夫唱婦随」みたいな古臭い言葉を持ち出すと、彼の田嶋陽子女史あたりからは噛み付かれるかもしれない。 夫唱婦随は、夫婦仲がうまく言っていることをあらわす四文字熟語だ。 しかし、夫が方針を提…

義母に起きた奇跡とその後

妻はまた里帰りをしている。 今年に入ってこれで三度目、義母のお見舞いだ。 チョイとそこまでの距離ではない。 それでも妻は、何とかスケジュールを遣り繰りして、義母の元へ赴く。 義母は正月に突如として子供の顔が分からなくなり、我々夫婦共々この時ば…

夫婦って十人十色

妻が思い出したように、「あなたは結婚以来一度も、貯金通帳を見せろと言った事がない」「それ(だけはが付いていたような気がするが)は感心する」と切り出した。 一瞬、何を言いたいのか分からなかった。 我が家では、「夫婦は分業だ」が共通の認識になって…