昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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どうも写真映りがネェ?!

どうにも腑に落ちない事がある。
最近、とみに写真映りが悪い。

その昔は、杉良太郎バリの流し眼で、世の女性連中を虜にしてきたはずだが、肝心の眼力がなくなり、細くて垂れた目尻になっている。
額も、いつの間にか広くなっているような気がする。
顔の至るところに、皺だけでなくシミまで目立っている。
常日頃かけているメガネが悪いのではと、はずして映ったが、結果はもっと悪い。
実物はこんなブスではないはずなので、どうも最近の写真はデジカメの所為か、写実性がなくなっているようだ。

2009年までのパスポートには、1995年撮影のサバ読み写真を貼り付けていたが、有効期間の後半には、入国審査で係員から度々「You?」と質問ならぬ詰問をされたので、今回は年相応の写真に変えた。
お陰で問題が発生する事はなくなったが、専門店で撮った写真の出来には大いに不満がある。

最近では、写真を撮る度に実物よりも70~80%減の顔立ちに見えてしまう。
本人のイメージとは似ても似つかないので、「これは誰だ?」と思ったりする。
「僕の妻は、大変な面食いでして」と言っても、誰も不思議に思わない程に眉目秀麗だったはずなのに、これはおかしい。
常に納得がいかず、写真を撮る度に不愉快な思いになる。
と言う訳で、「写真を撮ると魂を抜かれて早死にする」と妙な理屈をつけて、出来るだけ被写体にならないようにしている。
その所為か、若かりし頃に比べると、写真は極端に減っている。

しかし、どうにもならない事態も発生する。
自動車免許更新の時がそうで、昔は持参可能だったので、映画俳優のブロマイドもどきのお気に入り写真を持ち込んでいたが、最近は免許証センターでパチリとやられる。
それがどう見ても、実物に比べはるかに出来が悪い。
「撮り直してくれ」と頼んだが、既に免許証も発行済みだったので、丁重に断られた。

これだけ度重なると、ひょっとしたら本当に器量、容色が落ちたのかと不安にもなるが、やはり「単に写真映りが悪いだけ」と思い直している。