昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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札幌のラーメン屋、「すみれ(純連)」

マイナス6度の札幌に出張した。
道路の両脇にはうず高く雪が積まれている。
ほとんどの道路は暖められているが、一部は完全に凍結しているので、雪道に不慣れな当方、慎重に歩を運ぶ事になる。

到着した夜は、会社の同僚、顧客と和食に舌鼓。
関東ではめったに見る事が出来ない、超大物のホッケが美味い。
ウニ、烏賊、すじこ、刺身の盛り合わせ。
たらふく食べて、飲んで、ホテルに戻ると、今回は暖房が利きすぎている。
汗ばむ程なので、風邪がぶり返すのではと心配になる。
翌朝、札幌の顧客を訪問。
「今日は寒いですねぇ」と感心すると、「青森は27℃らしいですな」と返された。
一瞬意味が分からずキョトンとすると、「北海道ではわざわざマイナスなんて言わないんですよ」と説明された。

昼食は、札幌でも一二を争う人気ラーメン店、「すみれ」へ。
予め同僚から車中で「ちょうどお昼なので、この時間だとかなり並ぶかもしれません」と警告される。
「この寒空で長く待たされるのは敵わんな」と思いながら、雪が凍った分かり難い細道を進むと、行き詰りの場所にその店はあった。
ところが意外にも、すんなりと席に着く事が出来た。
余りに寒いので、客足も伸びなかったのだろう。

壁一面に、有名人の寄せ書きが並んでいる。
人気のラーメン店では見慣れた光景だが、他人の権威で自己を飾るような気がしてどうにも好きにはなれない。
注文は定番の味噌ラーメン、大盛り。
価格は100円増しの950円。
到着したラーメンを見て吃驚仰天。
何と表面に、5mm程ぶ厚い脂がコッテリと浮いている。
コクがあると言うか、シツコイと見るか、評価が極端に分かれると思うが、美味い!
しかし、ラーメン大好きを自認する当方でも、流石にスープを全部飲む事は不可能。
それほど脂ぎったラーメンだったが、満腹感と満足感で、店を後にした。
ここで記念にと、携帯電話のカメラで店をパチリ。
ところが保存する前に電話をしたら、肝心の写真がどっかに消えてしまった。
誠に残念!

その夜は東京で、元職場のOB会が催された。
渡世の義理で参加したが、いつまでも昼のラーメンがもたれて、サッパリ食が進まない。
高価な中華料理だったが、完璧に割り勘負けしてしまった。